公開日 2014年2月13日
更新日 2023年5月2日
水は雨となって大地を潤し、川の水や井戸の水となって私たちの生活を豊かにしてくれています。
その水が汚れたまま山に染み渡り、川を流れ海や空に帰ってしまったら環境が汚染されてしまいます。
汚染された環境を浄化するためには、長い長い年月が必要となってしまいます。もしかしたらもう二度と元に戻らなくなってしまうかもしれません。
この中野市の豊かな自然を、子どもたち・後世の人々に残していきたい。
そのためにも下水道への積極的なつなぎこみをお願いします。
下水道が整備されると

(1)生活環境の改善
- 生活排水や工場等の汚水の溝による悪臭がなくなります。
- カやハエの発生源が少なくなります。
- 伝染病の発生を予防します。
(2)トイレの水洗化
- くみ取り便所の収集運搬時の悪臭等がなくなります。

(3)水質の保全
- 河川の浄化により、水生生物が棲息し自然がよみがえります。
- 河川、湖沼などの水質が改善され、水の利用が拡大されます。
(4)資源の有効活用
- 親水用水(せせらぎの復活)や業務用雑用水として再利用できます。
- 汚泥のコンポスト化、建設資材化(レンガ、路盤材)等に活用できます。

(5)浸水の防除
- 宅地内の雨水排除が容易になり、浸水被害が少なくなります。
- 開発等による都市型水害を予防します。
下水道への接続工事
下水道が整備された場合は、すみやかに下水道に下水を排水するため接続しなければなりません。
下水道への接続工事は指定工事店に依頼してください。
下水道接続に関する申請手続き(排水設備等設置確認申請、工事完了届など)は指定工事店にご相談ください。
水洗トイレへ改造
下水道が整備された場合は、3年以内にそのトイレを水洗トイレに改造するよう義務付けられています。
下水道接続工事に関する補助金の交付等を行っていますので、お気軽にご相談ください。
副メーターの有効活用を
下水道の使用料は水道水の使用量によって算出されますが、きのこの栽培や果樹園の消毒用など、下水道に流さない水道水がある場合、市がお貸しする副メーターにより水量を算出し、下水道使用料を減算します。
下水道使用料及び副メーター使用料については、下水道使用料についてをご覧ください。
不用になった浄化槽は…
水洗化により使わなくなった合併処理浄化槽を雨水貯留施設(雨水タンク)に転用する費用の助成を行っています。
雨水タンクで貯めた雨水は、畑や花の水やり、掃除や洗車のほか、災害時の生活用水としても活用することができます。
費用助成の申請方法や書類など、詳しくは雨水貯留施設設置費助成制度のご案内をご覧ください。