公開日 2025年1月29日
中野市道路トンネル長寿命化修繕計画を策定しました
背景
中野市が管理する道路トンネルは、令和7年1月現在で3トンネルあります。
道路トンネル施設の老朽化が全国的な課題となる中、平成24年12月に中央自動車道の笹子トンネルでの天井版落下事故が発生したことなどを受け、国土交通省はこのような事故を二度と起こさないよう、平成25年を社会資本メンテナンス元年と位置付け、平成25年11月には、国や地方公共団体等が一丸となってインフラの戦略的な維持管理・更新等を推進するための「インフラ長寿命化基本計画」が政府決定されました。
さらに、平成26年7月の道路法施行規則の一部を改正する省令に伴い、橋梁やトンネル等の道路施設を対象とした5年に1回の定期点検が義務付けられました。
本計画は、道路施設のうち、トンネルの維持管理について、このような社会背景や国の動向に対応し、点検結果や診断結果を踏まえた対応方針を定める個別施設計画として策定するものです。
目的
トンネル構造物は、他の道路施設と比べて特殊性が高く、従来の維持管理の考え方は、「悪くなったら補修する」対症療法型方式が主流でした。
しかしながら、限られた予算の中でトンネルを含めた多くのインフラ機能を維持していくためには、中長期的な維持管理・更新等に係るトータルコストを縮減し、予算を平準化していく必要があります。そのためには大規模な修繕や更新をできるだけ回避し、インフラの長寿命化を図ることが重要となります。
これを実現するため、従来の対症療法的な修繕から、「計画的に手を入れて長持ちさせる」予防保全型方式へと転換する長寿命化修繕計画を策定しました。
中野市道路トンネル長寿命化修繕計画
「中野市道路トンネル長寿命化修繕計画」の内容については、以下のPDFファイルでご覧いただけます。
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