公開日 2024年11月15日
更新日 2024年11月15日
個別避難計画とは
災害時の避難に支援が必要な方一人ひとりについて、災害が発生したときにスムーズに避難支援が行えるよう、1.どこの避難所に避難するか 2.誰が避難支援をするか 3.どのような配慮が必要になるか などをあらかじめ決めておくものです。
取組の背景
近年の大規模な災害では、自力で避難が難しい高齢の方や障がいのある方などが、避難に際し困難となるケースや犠牲となってしまうことがみられます。
これを踏まえ、令和3年5月に災害対策基本法が改正され、個別避難計画を作成することが市町村の努力義務となりました。
作成の取組
中野市は、下記のとおり地域におけるハザードマップの危険度により優先度を決定し、作成に取り組むこととし、対象の方に個別避難計画の作成・更新・提供に関する同意書及び個別避難計画の様式を順次発送しています。
- 令和7年度までの作成対象者
ハザードマップ優先度 ➡ 高 ・土砂災害(特別)警戒区域
・河川の浸水想定3.0m以上に居住
ハザードマップ優先度 ➡ 中 ・河川の浸水想定0.5~3.0mに居住
ハザードマップ優先度に関わらず医療機器(人工呼吸器等)用の電源喪失等が命にかかわる自宅療養者 - 令和8年度以降の作成対象者
ハザードマップ優先度 ➡ 低 ・土砂災害(特別)警戒区域外
・河川の浸水想定0.5m未満に居住
お願いしたいこと
- ご家族やケアマネジャーにお見せいただき、ご一緒に確認をお願いします。
- 避難支援が必要な場合は、個別避難計画の作成をお願いします。
- 自力で避難できるなど避難支援が必要のない場合は趣旨を十分理解した上で、同意しないことと署名をお願いします。
- 避難支援等関係者(区長、民生委員・児童委員、自主防災組織、社会福祉協議会、消防・警察機関、その他避難支援等の実施に携わる関係者)に対する個人情報の提供について同意するか確認し、署名をお願いします。
同意するにあたって
- 個別避難計画は、作成・更新及び個人情報の提供に同意をしていただいた方で、身体状況やハザードマップの上の危険度により優先度の高い方から順に作成に着手します。
- 個別避難計画は、ご本人の状況について、あらかじめ関係者で共有して事前の準備を促し、避難につなげていくことを目的に作成するものです。あくまで避難の可能性を高める計画であり、避難を確約するものではありません。また、避難を支援してくれる方へ責任を問うものではありません。
- お住まいの状況や身体状況等を踏まえ、台風や大雨などの際の避難についてご検討いただき、同意についてご判断ください。
各種様式及び資料
【様式】個別避難計画[PDF:1.05MB] 【様式】個別避難計画[XLSX:69.4KB]
業務委託契約書[PDF:128KB] 業務委託契約書[DOCX:24.3KB]
完了届[PDF:61.8KB] 完了届[DOCX:19.2KB]
請求書[PDF:85.4KB]請求書[DOCX:21.6KB]
お問い合わせ先
高齢者に関すること・・・・高齢者支援課長寿福祉係 内線243
障がい者に関すること・・・福祉課障がい福祉係 内線462
避難場所に関すること・・・危機管理課危機管理防災係 内線285
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