【私の提言】美術館建設計画について

公開日 2026年1月8日

2025年11月23日受付

提言

  私は、現在計画されている「(仮称)中野市美術館」建設について、以下の理由から反対の意を表明いたします。

 第一に、建設予定地は多くの市民にとって憩いの場として親しまれてきた重要な公共空間であり、とりわけ春に見られる美しい桜の景観は、市民が長年大切にしてきた地域の財産です。建物を建設することで逆に景観が損なわれると思います。これは、地域の自然環境だけでなく、市民の心の拠り所を奪うものであり、到底納得できるものではありません。

 第二に、美術館建設の必要性についても疑問を感じています。既存の文化施設との機能の重複や、運営費・維持管理費などの長期的な負担について、十分な説明が行われているとは言えません。5億円もかけて建設するなら、ゴミ袋の値段を安くするとか、子供達の安全のために通学路に街灯を増やすとかもう少し市民のためになるようなことに使えませんか?

 

 憩いの場を奪って新たな施設を建設することが、果たして市民の利益につながるのか、慎重な再検討が必要だと考えます。

 

 以上の理由から、私は本計画に反対し、中止を含めた計画全体の再考を強く求めます。

 市民の声を真摯に受け止め、地域の自然と市民生活を尊重した判断をお願い申し上げます。

 

回答

  (仮称)中野市美術館の建設場所につきましては、

 ・整備規模を確保できる市有地であること

 ・アクセスの良い場所であること

 ・他の公共施設、民間施設との連携が図れること

 以上3つの観点から、候補地を選定し、さらに、法規制、景観面、環境配慮等の観点も加え、総合的に評価したうえで最終的に「市立図書館」敷地を選定いたしました。

 現在、設計業務を行っておりますが、美術品の鑑賞だけでなく、アート体験、カフェをご利用いただくなど、図書館、公園、美術館が一体となった新たなふれあい空間を創出し、憩いの場として更に魅力ある施設となるよう努めて参りますので、ご理解ご協力をお願いします。

 

お問い合わせ

文化スポーツ振興課 文化振興係 電話(22)2111 内線394

ページの先頭へ