公開日 2024年4月4日
更新日 2024年4月5日
イネばか苗病を発生させないため、ご協力をお願いします
「イネばか苗病」は種子伝染性の病害で、万一水稲の種子採種ほ場で発生してしまうと、そのほ場の収穫物すべてが種子として使用できなくなるため、採種農家は最新の注意をはらって水稲種子を栽培しています。
また、「イネばか苗病」の病原胞子は、近隣の水田に飛散するため、水稲種子産地の周辺では「イネばか苗病」が発生しないようにする必要があります。
中野市三ツ和地区及び小田中地区周辺は水稲の種子産地です。
ご自身のほ場で「イネばか苗病」が発生しないよう、対策にご協力ください。
イネばか苗病の対策
正しい種子消毒方法を確認し、効果の高い種子消毒剤を使用する
- 効果の高い薬剤である「テクリードCフロアブル」を使用する
- JA発行の防除基準、農薬のラベル(使用方法)をよく読む
- 同じ浸漬槽に自家採種した種子を絶対に入れない
- 液温が15度以上にならないようにする(浸種中も同様)
種子更新を行う
種子更新を行うことで「イネばか苗病」の発生リスクが低下します。
万が一、発生してしまった場合
育苗中に「イネばか苗病」の症状(葉色が周りの苗より淡く、徒長している等)が見られたら、発病苗の廃棄をしてください。
6月から7月に「イネばか苗病」の症状(葉色が周りの株より淡く、徒長している)を水田で見かけたら、お近くのJAや農業農村支援センターへご連絡のうえ、発病株を株ごと抜き取る等、適切な処分をお願いします。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード