公開日 2023年8月7日
ゼロ債務負担行為を活用した公共工事の発注に取り組みます
工事の発注については、市の単年度会計では、新年度予算が成立してからの入札・契約手続きとなるため、年度当初からの工事着工は難しく、閑散期が生じている状況であることから、現年度中あるいは新年度当初の工事着工を可能とするために、新年度分の公共工事の契約や発注を前年度中に行う「ゼロ債務負担行為」を活用することとしました。
発注(入札)方法
通常の発注工事と同様に公告及び入札を行います。
なお、ゼロ債務負担行為による発注工事については、工事名に「(ゼロ債務負担行為)」と明記します。
前払金、中間前払金及び部分払
ゼロ債務負担行為を活用した工事の前払金、中間前払金及び部分払の請求時期は、新年度の4月1日以降となります。
ゼロ債務負担行為とは
施工時期等の平準化を図るため、単年度会計の例外である債務負担行為(注1)を設定し、新年度の工事等の入札・契約を現年度に行うことにより、現年度中あるいは新年度当初の工事着工を可能とするものです。
債務負担行為を設定する年度には、前払金等の支出は無く(ゼロ)、翌年度以降の支出となることから、「ゼロ債務負担行為」と呼びます。
(注1)債務負担行為
将来にわたり債務を負担する行為で、翌年度以降に経費の支出を伴うものについて、議会の議決を経て設定するもの。