公開日 2023年2月14日
更新日 2023年2月14日
障害者手帳制度の概要について
障害者手帳は、障がいのある方が取得することができる手帳で、手帳を取得することにより、障がいの種類や程度に応じて様々な福祉サービスを受けることができます。
手帳には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があります。
障害者手帳の種類
身体障害者手帳 | 療育手帳 | 精神障害者保健福祉手帳 | |
障がいの種類 |
視覚障がい |
知的障がい |
統合失調症 |
身体障害者手帳
身体障害者手帳は、身体に障がいのある方が、福祉サービスを利用するために必要な手帳です。
手帳は、障害の程度によって1級から6級までに区分されます。
対象者
身体障害者障害程度等級表に掲げる視覚、聴覚、平衡・音声・言語またはそしゃく、上肢、下肢、体幹、心臓、じん臓、呼吸器、ぼうこう・直腸、小腸、肝臓、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に永続する障害がある方
療育手帳
療育手帳は、知的障がいのある方が、福祉サービスを受けやすくすることを目的としています。
手帳は、障害の程度によってA1、A2、B1、B2に区分されます。
対象者
児童相談所または知的障害者更生相談所で知的障害と判定された方
精神障害者保健福祉手帳
精神に障害のある方が、福祉サービスを利用するために必要な手帳です。
手帳は、障害の程度によって1級から3級までに区分されます。
対象者
精神疾患を有する方(知的障害者を除く)のうち、精神障害のために長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある方