公開日 2022年12月7日
更新日 2023年1月13日
※募集は終了しました。
篠井川流域における治水安全度の向上及び、浸水被害軽減のために「中野市総合浸水対策計画」の策定を進めています。
この度、「中野市総合浸水対策計画(案)」を作成しましたので、計画をより良いものにするため、ここに公表し、広く市民の皆様からご意見を募集します。
計画(案)策定の趣旨
近年、気候変動による豪雨が増加し、全国各地で水害が激甚化、頻発化しております。
令和元年東日本台風では信濃川水系上流域を中心とした記録的な豪雨により、千曲川~信濃川の各水位観測所で計画高水位を超過し、観測史上最高水位となる記録的な洪水となり、流域全域に甚大な被害をもたらしました。
国土交通省では、今後の水害リスクの増大に備えるため、これまでの河川管理者が主体となって行う対策に加え、河川の流域内全体のあらゆる関係機関が協働し、流域全体で水害を軽減させる治水対策「流域治水」への転換を打ち出しました。
「流域治水」の取組推進には、これまで治水を担ってきた国や県による河川の整備だけではなく、市町村や民間事業者などあらゆる関係者が参画、意識を共有し、具体的な達成目標を定め、計画的に取り組む必要があります。
今回、本市としての「流域治水」の取組として、特に水害が多発している篠井川流域について「中野市総合浸水対策計画(案)」を策定いたしました。
国及び県が推進する「流域治水」の取組と連携し、水害に強い、安全・安心な地域づくりに繫げて参ります。
信濃川水系緊急治水対策プロジェクト[PDF:9.38MB] 長野県流域治水推進計画の概要[PDF:404KB]
「中野市総合浸水対策計画(案)」の策定
計画(案)の目標
篠井川、江部川、真引川等が流れる篠井川流域につきましては、各所で洪水や内水氾濫による被害が頻発化しております。
特に真引川においては、川を中心とした「おわん型」の地形的特徴を有しており氾濫が発生しやすいことから、令和元年東日本台風では、浸水区域が真引川上流部のキノコ工場群を含む広範囲において甚大な被害をもたらしました。
また、各所で溢水による市道等の通行止めが頻発するなど、市民生活や経済に多大な被害を及ぼしていることから、篠井川流域における洪水や内水氾濫による被害の軽減は喫緊の課題となっております。
本計画(案)の策定は、篠井川、江部川上流部の浸水対策や公共施設などへの貯留・浸透施設の設置の促進などにより、篠井川流域全体における治水安全度の向上及び、浸水被害の軽減を図ることを目的としています。
計画(案)の対象流域
対象流域は、特に水害が多発している、篠井川、江部川、真引川等が流れる篠井川流域とします。
計画(案)の対象外力
対象外力は、平成29年10月洪水(台風21号)とします。
計画(案)の期間
社会情勢の変化、技術の進捗、進歩状況等を踏まえ内容等の見直しを適宜行いながらハード対策を5年程度、ソフト対策を10年程度で計画しています。
意見募集についての公表資料
意見募集期間
2023年1月6日(金曜日)まで(必着)
公表資料の閲覧方法
- 中野市役所 道路河川課 土木係
- 中野市豊田支所 地域振興課
- 市公式ホームページ
提出方法
意見提出様式または任意様式に、下記の事項を記入いただき、「中野市総合浸水対策計画(案)に対する意見】と記載し、中野市役所道路河川課か中野市豊田支所へ直接持参(午前8時30分~午後5時15分)、郵送、ファックス、Eメールのいずれかで提出ください。
- 住所
- 氏名
- 電話番号
提出先
【持参】中野市役所 道路河川課 土木係(中野市三好町一丁目3番19号)
中野市豊田支所 地域振興課(中野市大字豊津2508番地)
【郵送】中野市役所 道路河川課 土木係
〒383-8614 長野県中野市三好町一丁目3番19号
【FAX】 0269-22-5925
【Eメール】 dorokasen@city.nakano.nagano.jp
その他
- いただいたご意見は、市公式ホームページで公開します(氏名等の個人情報にかかる部分は除きます)。
- ご提出いただいた用紙は返却できません。
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