【私の提言】北信濃ふるさとの森文化公園、小学校の再活用、SDGs、健康長寿ふるさとについて

公開日 2021年6月14日

6月14日受付

提言

 (1)北信濃ふるさとの森文化公園について

・旧そば店、田中文化財団建屋、サッカー場、キャンプ場等の今後の有効的な活用方法の検討をお願いしたい。野球関係、少年サッカーチームなどの一部活用があるが、宿泊や市民の休憩所を含めた建屋の活用ができると市内スポーツ関係団体だけでなく北信地区、長野県、県外からの夏の合宿等の活用も可能となるのでは。

・北斜面の北信五岳散策遊歩道の整備/双子塚古墳案内表示/浜津ヶ池公園入口看板周囲の草木の除去(今年2月公園課へお願いしましたが、ツタで看板が隠れていましたのでこちらで勝手に除去しましたが完全ではありません)

 

(2)旧豊井、永田、長丘、倭、科野各小学校の再活用について

有識者会議等を通した検討案がありましたらご提示いただきたい。以前にも外部から長野県立大との連携と校舎の活用案があったとお聴きします。

 

(3)SDGs未来都市について     

「中野市バイオマス産業都市」として県内で初めて選定されています。毎年実施している内閣府の「SDGs未来都市」構想への中野市の参加はされないのか、検討中なのかについてお願いしたい。循環型社会にむけて中野市は先駆的な自治体として運営されています。是非、子どもたちに未来都市中野市像を世界に発信していただきたい。

併せて、小布施町等で参加している自然エネルギー団体等との連携やSDGsの提言する自然エネルギーを活用した都市構想のようなものがありましたら教えてください。

 

(4)健康長寿のふるさと中野市について 
・約50年ほど前、県内でも画期的な、保健課による「長丘地区の歩け歩け運動による健康保持」活動が全国でも高い評価を受けました。その後、その運動が健康長寿中野市へどうつながってきているか教えてください。
・約60年ほど前、北信病院(永田病院長の時)では積極的に音楽療法を取り入れ、全国的成果を発揮されていました。唱歌の里中野市としても、この音楽療法を取り入れた治療はこれからの高齢化社会に欠かせぬ、また中野市な らではの生涯地としての深い意味が生まれます。病院等と将来構想の一つとしてご検討いただきたい。

 

回答

(1)北信濃ふるさとの森文化公園の旧そば店、田中文化財団建屋、サッカー場、キャンプ場等の今後の有効的な活用方法の検討につきましては、旧そば店は、市内で豚熱が発生した場合の職員の待機所として使用する予定です。キャンプ場につきましては、今後利用者にアンケートを実施し長期滞在が可能な施設となるよう検討して参ります。

なお、田中文化財団建屋につきましては、市で管理している施設ではありませんので、ご理解をお願いします。

北斜面の北信五岳散策遊歩道の整備、双子塚古墳案内表示および浜津ケ池公園入口看板周辺の草木の除去につきましては、現地を確認し、検討・対応して参ります。

 

(2)閉校5小学校利活用の検討につきましては、地域活性化及び政策推進への貢献など、多角的な視点や可能な限り次世代に負担を残さない効果的・効率的な公共施設等のあり方を実現できるよう、検討を進めてきております。

これまで長野県立大学の学生も参加されたサウンディング型市場調査、市民からの意見募集、市役所内における検討経過及び公共施設最適化の取組を改めて確認する中で、閉校となった小学校を市が保有し続けることは財政的に困難であり、「公共活用」とする施設は限定することが望ましいこと、一方で、旧小学校は指定避難所となっているため、令和元年度東日本台風災害における避難所としての利用状況を鑑みると、近隣に代替施設が存在しているかなどの条件を考慮する必要があります。

以上の観点から総合的に判断し、本年2月に市ホームページで周知のとおり「閉校5小学校利活用方針」では、旧長丘小学校を子育て支援の充実を図るため「子育て応援モール」、旧倭小学校を「北信圏域の障がい福祉・障がい児福サービスの拠点施設」として活用します。

民間活用とする、旧科野小学校、旧豊井小学校、旧永田小学校は、避難所活用の検討を条件付け、施設譲渡を基本に公民連携による民間活力の活用により、地域活性化につながるよう検討して参りますので、ご理解とご協力をお願い致します。

 

(3)SDGs未来都市につきましては、国の選定を受けることで、事業支援や、本市のSDGsの取組のPRになるものと承知しております。現在は、国への提案等は行っておりませんが、今後、未来都市に係る事業の実施が見込まれる場合には、提案による効果や提案の時期等、総合的に判断したうえで、検討して参りたいと考えております。

また、本市では、現在、自然団体との連携や自然エネルギーを活用した都市構想は考えていませんが、キノコの使用済み培地を活用したバイオマス事業を実施しており、引き続き事業の推進を図っていくこととしております。

 

(4)健康長寿のふるさと中野市についてですが、「長丘地区の歩け歩け運動」に端を発する運動は、現在では、「歩いて健康フェスタ」やその他の各種ウォーキング事業として形を変えて受け継がれているほか、近年では「健康づくりポイント事業」という形でも市民の皆様の運動習慣の定着に一定の成果を上げており、健康長寿のまち中野市の実現に寄与するものとなっております。

北信総合病院の音楽療法につきましては、過去にはご指摘のような状況があったものの、現在のところ北信総合病院では、音楽療法による治療は特に行われていないとお聞きしております。

「童謡と唱歌のふるさと信州なかの」としては、音楽療法との連携による相乗効果も考えられますが、病院の意向も踏まえながら、今後の取り組みの貴重な参考とさせていただきます。

 

お問い合わせ

都市計画課 街路公園係 電話(22)2111 内線270
政策情報課 政策推進係 電話(22)2111 内線215
健康づくり課 保健医療推進係 電話(22)2111 内線368

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