令和3年9月市議会定例会 市長あいさつ

公開日 2021年9月1日

更新日 2021年9月1日

本日ここに、令和3年9月市議会定例会を招集いたしましたところ、ご出席をいただきましてありがとうございます。

開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。

最初に、令和3年8月前線による大雨被害についてであります。

本市におきましては、先月12日からの大雨により、13日に災害警戒本部を、14日に災害対策本部を設置し、警戒レベル3「高齢者等避難」を発令し、高丘小学校及び豊田小学校に避難所を開設いたしました。

翌15日には、天候が回復したことから、高齢者等避難を解除いたしましたが、17日に、再度、天候が悪化し、人家に影響を及ぼす恐れのある土砂崩落等が、東山区、片塩区及び梨久保区において発生しましたので、3世帯5人に向けて、警戒レベル4「避難指示」を発令いたしました。

現在、片塩区及び梨久保区については、監視警戒体制が整うとともに、危険がなくなったことが確認されたことから、対象世帯に対する避難指示は解除しております。

今後におきましても、東山区の現場とともに、監視警戒を継続して実施して参ります。

また、千曲川の増水により、農地が冠水し、収穫前の水稲、果樹、野菜等の農産物及び農地、農業用施設に多額に上る被害が確認されております。

引き続き被害状況の把握に努め、被災された方への支援を早急に検討して参りたいと考えております。

本市の農業につきましては、今回の大雨被害のほか、春先の凍霜害、先月9日の台風第9号から変わった温帯低気圧による強風により、果樹の落果等が生じるなど、大きな被害を受けております。

農産物の今後の生育状況が懸念されますが、関係機関と連携し、適宜、必要な対応を行って参ります。

次に、新型コロナウイルス感染対策についてであります。

先月19日、県は北信圏域のうち、感染の拡大が顕著な本市及び山ノ内町の感染警戒レベルを4から5に引上げ、「新型コロナウイルス特別警報Ⅱ」を発出しました。

また、翌20日には、県下、全圏域の感染警戒レベルが5に引き上げられました。

本市としましては、防災行政無線を通じて、私から感染防止対策の徹底をお願いをしているほか、市庁舎の赤色ライトアップ、市公式ホームページなど、様々な媒体を通じ、市民の皆様へ注意喚起を行っております。

現在、北信圏域において、感染状況は落ち着きを見せておりますが、県全体では重症者数が連日、過去最多を更新するなど、深刻な状況が続いております。

このため、県では、感染警戒レベル5特別警報Ⅱを今月12日まで延長するとともに、3日から12日までを「命と暮らしを救う集中対策期間」といたしました。

人と会う機会の半減、普段会わない方との会食等の自粛、県境をまたいだ移動の自粛等が強く要請され、加えて、原則として公共施設の休止等が実施されます。

本市においても、この集中対策期間中は、県の対策を踏まえ、原則として、公共施設の休止を行うなど、より一層の感染防止対策を実施して参ります。

市民の皆様方には、ご不便をお掛けする場面もあるかと思いますが、感染対策の趣旨にご理解いただき、是非とも、ご協力いただきますようお願いいたします。

ワクチン接種につきましては、中高医師会及び北信総合病院など関係機関の皆さま方の協力のもと、着実に接種が進んでおります。

また、延期しておりました16歳から39歳までの方の予約を先月24日に再開し、12歳から15歳までの方の接種券を先月27日に発送いたしました。

若年層のワクチン接種が進むことにより、新型コロナウイルスの感染状況が改善し、収束に向かうことを期待しているところであります。

今後のワクチン接種につきましては、関係機関と連携し、希望される方全員が11月中に完了するよう実施して参ります。

次に、「第4次中野市行政改革大綱」についてであります。

全国的な人口減少、少子高齢化社会が進む中、自然災害の頻発や新型コロナウイルス感染症の拡大など、想定を超える事案が発生しております。

このような状況の下、市民の視点に立ちつつ、多様化する市民ニーズ、新たなデジタル技術等に対応するため、AI等の活用により市民の利便性向上及び業務の効率化に向け、DXの推進、組織の最適化及び財政運営の強化を図る必要があります。

このため、「持続可能な行財政運営の推進」を基本方針とし、ただ今申し上げました重点項目を盛り込んだ「第4次中野市行政改革大綱」を、先月、策定したところであります。

今後、本大綱に基づき、より効果的かつ効率的な行政運営に努めて参ります。

次に、「保育所整備計画」についてであります。

多様化する保育需要、保育所の適正規模・適正配置への対応等を定める同計画につきまして、保育所等運営審議会からの答申を受け、永田保育園及び豊井保育園を統合し、統合先を豊井保育園とする旨の修正を行い、先月、新たな計画を策定いたしました。

統廃合となる長丘保育園、永田保育園及び豊井保育園では、交流保育の実施や保護者説明会の開催など、園児と保護者の皆様が、来年4月から、安心して新たな保育園へ登園いただけるよう準備を進めて参ります。

また、今後におきましては、同計画に基づき、保育所の民間活力の導入についても、検討を進めて参ります。

次に、本市農産物のPRについてであります。

コロナ禍であることから、一部施策の実施に制限が生じておりますが、インターネット動画の配信やSNSを活用し、「信州なかの」のブランディング及び 販売促進活動を積極的に展開しております。

本市農産物を購入していただくファンを確実に増やすことで、生産者の安定した生活の確保に繋げて参りたいと考えております。

次に、商工業についてであります。

本市の経済状況をみますと、製造業20社を対象とした景況調査では、4月から6月期までの景況調査では、外需の増加や内需の持ち直しにより改善傾向にあり、7月から9月期までの業況の見通しは、「好転」と回答した企業は9社、「不変」が10社、「悪化」は1社であります。

需要は、引き続き回復することが見込まれておりますが、新型コロナウイルスの変異株の広がりによる、経済への影響が懸念されているところです。

今後も国、県及び関係団体と連携しながら、市内企業への経営支援と経済回復に向けて取り組んで参ります。

次に、市内の小中学校についてであります。

現在、二学期が始まったところでありますが、新型コロナウイルスの感染警戒レベルが引き上げられた影響により、修学旅行や学校行事の見直しが行われるなど、学校生活に様々な影響が生じております。

こうした中でも、可能な限り、子ども達が充実した学校生活が送れるよう、感染予防対策に万全を期し、加えて、学校施設の整備を図っております。

GIGAスクール構想の実現に向けた、児童生徒一人一台の学習用タブレット端末の導入、学校内の高速通信ネットワーク等につきましては、計画されていた全ての整備が完了いたしました。

小中学校が、感染症又は災害により臨時休業となった場合でも、学びの機会が奪われない土台ができたものと考えております。

引き続き、新しい時代を生きる力を身につける教育の充実を図るため、ICT機器を最大限に有効活用できるよう、教育環境の整備を行って参ります。

次に、本市をホームタウンとしている信濃グランセローズについてであります。

現在、信濃グランセローズは、BCリーグ中地区において、首位争いを展開しております。

コロナ禍の中、選手のひた向きで真剣なプレーは、見る者に感動を与えてくれています。

今後、中地区での優勝に向け、多くの市民の皆様方の後押しを頂きますようお願いいたします。

本日提案いたします議案は、予算の専決処分の報告2件、条例案3件、補正予算案7件、決算認定9件、事件案4件の合計25件であります。

よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

お問い合わせ

秘書広報係
TEL:0269-22-2111 (212,400)

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