公開日 2021年6月17日
更新日 2022年8月25日
中野市では、国のGIGAスクール構想に基づき、令和2年度末に市内小中学校の児童・生徒が使用する1人1台の学習用タブレット端末(iPad)を配備しました。
あわせて、市内各小中学校には高速大容量通信ネットワークと各教室に充電保管庫を整備し、教室で学習用タブレット端末を活用して授業ができる環境を整備しました。
この学習用タブレット端末について、鉛筆やノートと並ぶ「新しい文房具」として、家庭への持ち帰りも含め、日常的に活用されることを期待しています。
児童・生徒がタブレットに触れながら情報モラル、スキルを身に付けることができるよう、ご家庭のご協力とご理解をお願いします。
中野市1人1台学習用タブレット端末の使用について(保護者の皆様へ)[PDF:799KB]
学習用タブレット端末の配備目的
学習用タブレット端末(iPad)は、これまでの教育実践に加え、ICT(情報通信技術)を最大限に活用し、これからの学びのあるべき姿とされる、次の事項を実現するために配備したものです。
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積極的・能動的な授業・学習(アクティブ・ラーニング)
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子ども達一人ひとりに個別最適化された学び(一人ひとりの個性に合わせた教育)
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他者と協働し主体的に取り組む学び
また、これらの学びを通して、これからの予測困難な社会を生き抜くために必要な「自ら課題・問題を見つけ、自ら学び・考え、そして判断・解決していく力」をもった児童・生徒の育成を目指します。
配備された学習用タブレット端末等
iPad 第7世代(Apple社)(キーボード付きケース、ブルーライトカットフィルム付き)
小学校では6年間、中学校では3年間、学校を卒業するまで使用します。
学習用タブレット端末の導入とともに、以下のサービスも利用しています。
- AI型ドリル学習(家庭学習サービス)
- クラウド型教育支援ツール
- フィルタリングソフト
学習用タブレット端末を使用した学習について
中野市では、学校での学習において学習用タブレット端末を様々な場面で活用していきます。
例えば・・・
- 情報を検索し、収集・整理をします。
- 児童・生徒自身が、様々な情報にアクセスし、主体的に情報を選択します。
- 教科書にあるQRコードをタブレットで読み取り、インターネット経由で学習の参考になる情報を閲覧します。
- 写真や動画による記録や資料、作品の作成を行います。
- 自分自身の考え方をまとめて、みんなで共有しながら学び合います。
- 資料の共有や課題等のやり取りを行い、また、アンケート機能などで簡易な小テストを行うこともできます。
- 感染症や自然災害などで学校に行けない場合でも学びを止めないため、ビデオ通話などによるオンライ授業も実施する予定です。
中野市立小中学校における学習用タブレット端末使用規定
中野市では学習用タブレット端末を使用する時のルール「中野市立小中学校における学習用タブレット端末使用規定」を策定しています。
学校でも遵守するよう指導し、情報活用についてのモラルやマナーなど、責任を持って適切に使用する方法を学んでいきます。
ご家庭でもお子さんと一緒にご確認ください。
中野市立小中学校における学習用タブレット端末使用規定[PDF:323KB]
中野市立小中学校における学習用タブレット端末使用規定 【抜粋】~ 学習用タブレット端末を使用する時のルール ~[PDF:141KB]
GIGAスクール構想について
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