公開日 2022年6月20日
更新日 2022年6月20日
災害時、ペットとの同行避難は飼い主による自助が基本となります。また、ペット避難所は、屋根のある屋外スペースになり、原則キャリーバックやケージに入った状態での生活となります。
避難所で人もペットも互いにストレスなく過ごせるよう、日頃から備えをしておきましょう。
脱走の防止と所有者明示
- 災害発生時には、ペットもパニックになって逃げ出すことがあるため、日頃から首輪やリードなどの点検をしておきましょう。
- 万が一、ペットが迷子になった場合にも、外から見て飼い主が分かるよう、首輪等に鑑札や狂犬病予防注射済票や連絡先を書いた迷子札を装着するようにしましょう。
健康管理としつけ
- 他の避難者の迷惑にならないよう、むやみに吠えない、「待て」「お座り」「おいで」などのしつけをしておきましょう。
- 避難所でペットは、原則キャリーバック、ケージでの生活となります。そのため、避難時を想定して日頃からキャリーバックやケージに入ることを習慣づけておきましょう。
ペットのための備蓄品の用意
- ライフラインの寸断、緊急避難などに備え、ペット用携行品を備蓄しておきましょう。
- 避難所では、ペットに対する備えは基本的に飼主の責任となることから、優先順位の高いものから順に持ち出せるように日頃から準備しておきましょう。
優先順位1 ペットの命や健康にかかわるもの
- キャリーバック、ケージ(必須)
- 療法食、薬(3日分以上)
- ペットフード、水(3日分以上)
- 予備の首輪、リード(伸びないもの)
- ガムテープ(脱走防止のためケージに貼ったり、首輪とリードが離れないように巻き付けたり、何かと便利です)
優先順位2 飼い主やペットの情報を記録したもの
- ペットの記録(ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院など)
- 飼い主の連絡先、動物の写真
優先順位3 その他のペット用品
- ペットシーツ、トイレ用品、タオル、ブラシ、おもちゃ
同行避難することが難しいペット
大型のペット、専用の飼育施設が必要なペットの場合は、避難所での受け入れが困難であるため、事前に預け先や車中避難等を検討しておきましょう。
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