アメリカシロヒトリの駆除について

公開日 2021年5月19日

更新日 2022年8月30日

2飢餓をゼロに15陸の豊かさも守ろう

例年、アメリカシロヒトリが多く発生しています。被害の拡大を防ぐためには、早期の発見と駆除がとても大切です。

各区内の敷地については、区役員の方々に点検・駆除のご協力をいただいているところです。

各ご家庭においても、自主的な点検・駆除にご協力いただきますようお願いいたします。

防除・駆除は樹木等の所有者の責任において実施していただくものであり、市では市有地以外での駆除は行っておりません。

 個人で駆除していただくか、直接専門業者やシルバー人材センター等にご依頼ください。

 各区で駆除活動を行う場合に、区に対して防除用機器の貸し出しを行っています。

1 発生時期

 気象条件等によっても変わりますが、通常、6月上旬から7月中旬と、8月上旬から9月中旬の年2回発生します。

 また、空き家などでは気づかないうちに発生して、隣接する土地まで被害が及ぶこともありますので、

 発生時期には所有している土地の確認をお願いいたします。

2 駆除について

 クルミ、カキ、サクラ、ウメ、ハナミズキ、アンズ、ヤナギなどの落葉樹を好んで産卵し、幼虫は吐いた糸で作った巣に約1週間留まります。

 巣の中の幼虫は、葉の葉脈だけを残して食害するため、葉が透けて見えます。

 幼虫は、体長1.5センチメートル位になると、巣から離れてしまうので、分散する前に枝葉を切り取り、焼くか踏みつぶして駆除してください。

 駆除後の枝葉は、剪定枝と同様に燃えるゴミとして出してください。

 早期に発見し捕殺駆除を行うことが肝心ですが、発見が遅れ、すでに虫が分散してしまった場合は、アメリカシロヒトリに効果のある農薬を散布してください。

 アメリカシロヒトリに効果のある農薬に関する詳細は、農協や農薬販売店にお尋ねください。

 薬剤を散布するときは、飛散に注意し、人や動物、作物、洗濯物などへ危害を及ぼさないよう気をつけてください。

 また、近隣の方に一声かけるなどし、迷惑にならないようにしてください。

 ご自分で駆除を行うことが出来ないときは、お近くの消毒業者(害虫駆除)へ依頼してください。

 ※「毒物及び劇薬取締法」に該当する薬剤の使用方法を間違えると、環境に悪影響がでる場合がありますので保存や取扱いには、十分ご注意ください。

  購入に際しては、印鑑が必要な場合があります。

 中野市の緑豊かな自然が守れるようにご協力をお願いいたします。

 ご不明な点がある場合は、区役員か市農業振興課までお問い合わせください。

お問い合わせ

経済部 農業振興課 振興係
TEL:0269-22-2111(253)

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