東京藝術大学卒業。同大学大学院修士課程修了。伊・コモ音楽院修了。日本トスティ歌曲コンクール2015にて第3位、秋篠ベルカント賞、聴衆賞を受賞。第4回マルゲリータ・グリエルミ声楽コンクールにて第2位受賞。2017年「セビリャの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵役にて藤原歌劇団にデビュー。近年の公演では鹿児島オペラ協会公演「コジ・ファン・トゥッテ」フェランド役、日本オペラ協会公演「静と義経」安達清経役で出演し好評を得ている。

目黒知史（バス）

千葉県柏市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科音楽コース、東京藝術大学大学院音楽研究科独唱専攻修了。「フィガロの結婚」のタイトルロールを始め、「ドン・ジョヴァンニ」のレポレッロなど、モーツァルトのオペラをレパートリーに持つ他、メサイアや第九、宗教曲のソロなども務める。BS-TBS「日本名曲アルバム」に杜の音シンガーズとして出演。都立総合芸術高等学校非常勤講師。二期会会員。

菊地沙織（ピアノ）

武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業のち同大学大学院修了。渡仏し、パリ・エコールノルマル音楽院にて最高学年演奏家課程修了、またラヴァルシュヴルーズ音楽院にて室内楽を首席修了。帰国後、財団法人サントリーホール・オペラアカデミーに在籍。 現在、東京を拠点としてソリスト、アンサンブルピアニストとして活動する。

第62回中山晋平記念音楽賞 審査結果

本年度の佳作、特別賞などの審査結果については、次の添付ファイルをご覧ください。
第62回中山晋平記念音楽賞 審査結果[PDF：148KB]

審査員

大熊崇子

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。昭和60年度笹川賞合唱曲部門第1位。主な作品として「さくら」「予感」、女声合唱組曲『母の景色』、混声合唱組曲『それは待っている！』などがある。2019年度「わたしは こねこ」をはじめ、過去５回ＮＨＫ全国学校音楽コンクールの課題曲を手掛ける。作曲活動のほか、各種コンクールの審査、音楽祭の講評も務める。また、東京藝術大学オペラ研究部で非常勤講師としてバレエピアノを担当。日本作曲家協議会会員。

寺嶋陸也

東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。オペラシアターこんにゃく座での演奏や、2003年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価された。
『あん』『グスコーブドリの伝記』『ヒト・マル』『末摘花』『ガリレイの生涯』などのオペラのほか、室内楽、合唱曲、邦楽器のための作品など作品多数。
ピアニストとしての内外の演奏家との共演や指揮など活動は多方面にわたり、ＣＤへの録音も多い。お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。