公開日 2023年6月14日
更新日 2023年6月14日
2025年に開催される大阪・関西万博に向けた取り組みとして、万博首長連合による万博弁当プロジェクトにおいて、応募があった90種類の食材の中から中野市産のエリンギが万博弁当の食材として選ばれました。
万博弁当プロジェクト
全国各地の自治体などが地域の自慢の産品を持ち寄り一つの弁当にすることで、万博の機運醸成と地域の魅力発掘・発信を促進するためのプロジェクトです。
今回は第一弾として、「環境への配慮」などの様々な基準を基に選定された34自治体の35種類の食材で構成され、長野県内では唯一、本市のエリンギが選ばれました。
エリンギ使用メニュー
鯖のピリ辛煮
中野市産きのこの魅力
中野市は古くからきのこの栽培が盛んで、特にエノキタケは日本一の生産量を誇っています。
エノキタケ栽培の歴史
中野市でエノキタケ栽培が始まったのは1957年。農閑期である冬の出稼ぎに代わる副業として農家の間で普及しました。
その後、専業で行う生産者が増え、施設産業へと発展し、長年に渡る技術や品種の改良により一大産地に成長しました。
SDGs達成への寄与
生産過程で発生する使用済みきのこ培地の増加が課題でありましたが、現在は使用した培地を堆肥や土壌改良材として活用し、また、畜産飼料の代替えとしても有効活用しています。
体にうれしい効果
きのこには、体の免疫機能に働きかけるビタミンD、体をつくるビタミンB郡などの成分が含まれているほか、腸内環境を整える食物繊維も豊富で、体にうれしい効果が多く含まれています。
きのこの紹介
万博首長連合
万博首長連合(2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合)は、国家イベントである大阪・関西万博の機運醸成を図りながら、全国の自治体同士の連携や企業との共創を促進し、地域文化の発信や未来づくりを支援すること等を通じて、日本全体の発展とともに万博レガシーの構築を目指すことを目的に、2021年11月に設立された連合体です。2023年5月15日時点で、全国632の自治体が加入しています。
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