公開日 2014年2月13日
更新日 2022年8月30日
制度の趣旨
水田や畑等の農地は、土砂崩れや土の流出を防いだり多種多様な生物の住処になるなど大切な役割を担っています。
しかし近年では農村地域の少子高齢化等により、農地や、水路・ため池などの農業用施設を守り続けることが困難な状況です。
そのため、農地を守る活動を支援する「多面的機能支払交付金」が平成26年度より創設されました。
制度の概要
多面的機能支払交付金は、農地維持活動を実施するための交付金「農地維持支払交付金」と資源向上活動を実施するための交付金「資源向上支払交付金」で構成されます。
農地維持支払交付金
以下の活動に対して支援を行います。
- 地域資源の基礎的な保全管理(水路の草刈り・泥上げ、農道の路面維持等)
- 地域資源の適切な保全管理のための推進活動(体制の拡充・強化、保全管理構想の作成等)
資源向上支払交付金
以下の活動に対して支援を行います。
- 地域資源の質的向上を図る共同活動
- 施設の軽微な補修等(水路のひび割れ補修、農道の側溝の目地詰め等)
- 農村環境保全活動(植栽による景観形成、水質保全のための水質調査等)
- 多面的機能の増進を図る活動(遊休農地の有効活用、防災・減災力の強化等)
- 施設の長寿命化のための活動(水路の更新、農道の舗装等)
パンフレット
多面的機能支払交付金の概要(国パンフレット)[PDF:2.11MB]
関連リンク
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