公開日 2026年9月1日
本日ここに、令和8年9月市議会定例会を招集いたしましたところ、ご出席をいただきましてありがとうございます。
開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。
はじめに、先般発生いたしました「令和8年熊本地震」並びに「令和8年8月千葉豪雨」によりお亡くなりになられました方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災されました全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
市では、長野県合同災害支援チーム「チームながの」の第一弾メンバーとして、8月3から8日までの間、職員1名を熊本県に派遣いたしました。
また、被害を受けられた皆様を支援するため、義援金の受付を行っております。
お寄せいただきました義援金は、日本赤十字社を通じて被災地へ届けられます。
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
次に、中野市みらいへつなぐ平和資料展示室についてであります。
市では、これまで平和啓発事業の一環として、終戦の日に合わせて市庁舎で戦争資料の特別展示を行ってきましたが、より多くの市民の皆様に郷土の戦争当時の様子を伝え、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えていただく機会を提供するため、中央公民館内に常設の展示室を設置しました。
戦後80年以上が経過する中、戦争体験者から直接話を聞く機会が失われ、戦争の記憶の風化が課題となりつつある今、次代を担う子どもたちをはじめ、多くの市民の皆様にご来場いただき、本展示室が戦争の記憶を語り継ぎ、平和の尊さを“みらいへとつなぐ”場所となることを切に願っています。
また、来月4日には、中央公民館で「平和教育講座『ピアニストの兵隊さん』語り継ぐ中野の記憶、そして未来へ」を開催いたします。
戦時中から終戦直後の平岡国民学校、現在の高社小学校を舞台に綴られた、ピアノが育んだ友情の物語を朗読とトークセッションで紐解きます。
事前のお申し込みは不要で、どなたでも無料でご入場いただけますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
次に、物価高騰対策についてであります。
エネルギー・食料品価格等の物価高騰が続いており、市民及び市内事業者の皆様に対し支援を行うため、 水道料金の基本料金の無償期間を2か月延長いたしました。
これは、国の重点支援地方交付金を活用するものであり、10月請求となる家庭は8・9月使用分まで、 11月請求となる家庭は9・10月使用分までの水道料金の基本料金を無償とするものであります。
また、第6弾地域支え合い商品券の実績につきましては、利用期限の5月末までの利用率は97.4%であり、多くの市民の皆様にご利用いただき、生活支援の一助となったものと考えております。
今後も社会情勢及び国の動向に注視して、迅速な物価高騰対策を実施して参ります。
次に、本庁舎等の窓口時間短縮の試行についてであります。
業務改善と職員の働き方改革として、11月2日から令和9年4月30日までの6か月間、本庁舎、豊田庁舎及び北部・西部・永田窓口サービスステーションにおいて、窓口時間の短縮を試行し、午前9時から午後4時30分までといたします。
現在、就業時間と窓口時間が同じであることから、窓口開庁前の準備や窓口終了後の後片付けなどのため、職員の恒常的な時間外勤務が生じております。
このため、窓口時間の短縮を試行し、3月・4月の繁忙期を中心に検証を行うとともに、短縮した時間を有効に活用して職員同士の情報共有や業務見直しの検討などの業務改善を図って参ります。
昨年、来庁者の実態調査を行った結果、午前9時から午後4時30分までの間に来庁される方が全体の約9割を占めており、窓口時間短縮による利用者の影響は少ないものと考えております。
また、住民票の写しなどの各種証明書につきましては、閉庁時においてもコンビニで交付を受けることができ、本年4月から6月までのコンビニでの発行数は前年対比2割増であり、コンビニ交付の発行手数料を引き下げした先月においては3割増となっていることから、今後も利用方法を周知するとともに、各種申請や届出のオンライン申請についても検討し、利便性の向上と業務改善を図って参ります。
なお、電話の受付時間及び職員の勤務時間につきましては、これまでどおり午前8時30分から午後5時15分までであります。
次に、9月1日から開始しました中野市地域情報配信アプリ「ライフビジョン」の新たな機能となる「緊急モード」及び「重大な通知」の運用についてであります。
緊急モードは、災害時又は災害発生のおそれが高まった場合に、市民の皆様が災害関連情報を視覚的に認識しやすくするための表示状態であります。
また、「重大な通知」は、大規模地震、河川氾濫や土砂災害の発生など、市民の生命又は身体に重大な危険が切迫し、直ちに命を守る行動を促す必要がある場合に限って緊急速報として配信するものであります。
なお、停電情報につきましては、中部電力パワーグリッド株式会社が提供する「停電情報お知らせメール」とライフビジョンを連携させ、停電情報の自動配信を行う機能を現在構築しているところであり、今年度中に運用を開始する予定であります。
市民の皆様への情報提供を迅速かつ正確に分かりやすく伝えるための仕組みとして、今後もライフビジョンの機能充実を図って参りますので、「ライフビジョン」アプリの積極的な取得と利用をお願いいたします。
次にクマに関する情報提供について であります。
本年4月から市内各所の山際等でクマの出没が確認されており、クマの目撃、痕跡の情報や農作物被害報告などが多数寄せられております。
市にクマに関する情報が寄せられた場合は、中野市猟友会員又は市職員が現場確認を行い、その情報を防災行政無線やライフビジョンのほか、市公式ホームページへ掲載するなど、周知及び注意喚起を行っております。
これから農作物が収穫期を迎え、更にクマの出没が増えることが予想されますので、市民の皆様にはご注意いただくとともに、クマを引き寄せる原因となる誘引物の適切な管理をお願いいたします。
次に、市内の経済状況についてであります。
市内経済をみますと、製造業20社を対象とした4月から6月までの景況調査では、業況が「改善」と回答した企業が10社、「不変」と回答した企業が7社、「悪化」と回答した企業は3社でありました。
また、7月から9月までの業況の見通しでは、「好転」すると回答した企業は12社、「不変」が5社、 「悪化」が3社 でありました。
前回の景況調査と比較し、「改善」が8社から10社に、「好転」が6社から12社と増加していますが、中東情勢の影響で引き続き原材料の確保難と価格高騰が予想され、業況回復の時期は不透明であります。
市といたしましては、信州中野商工会議所への商工業経営力向上支援事業の委託をはじめ、店舗立地推進事業助成金や今年度から開始した子どもど真ん中宣言企業助成金、空き店舗活用チャレンジ等支援事業補助金など市内経済の活性化に向け、必要な対策を実施して参ります。
次に、中野市関係人口創出事業「信州痛車フェス in なかの」についてであります。
来月25日(日曜日)に、市防災広場おいて3回目となる「信州痛車フェス in なかの」を開催いたします。
当日は、全国各地から多くの方に「痛車」を出展いただくほか、はたらく乗り物の展示、キッチンカーの出店など、多くのイベントを予定しております。
ぜひ、多くの皆様に足をお運びいただき、新たなご縁が生まれることを期待しております。
次に、中野市立小学校の統合についてであります。
本年2月に改訂しました「中野市立小学校及び中学校適正規模等基本方針」に則り、特に児童数の減少が顕著である日野小学校に通学する児童の保護者や地域の皆様と市教育委員会が懇談を行い、学校の将来の方向性について協議して参りました。
協議の結果等を踏まえ、8月19日に開催しました中野市総合教育会議において、令和10年4月に日野小学校を中野小学校に編入する方式で統合する方針を決定いたしました。
今後は、この方針に則り両校の統合を進め、よりよい教育環境を整備して参ります。
本日提案いたします議案は、条例案3件、補正予算案7件、決算認定9件、事件案3件の合計22件であります。
よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
