令和8年6月市議会定例会 市長あいさつ

公開日 2026年6月15日

本日ここに、令和8年6月市議会定例会を招集いたしましたところ、ご出席をいただきましてありがとうございます。

開会にあたりまして、ごあいさつを申し上げます。

はじめに、先月、1日夕刻に発生した降雹により農作物に被害が発生いたしました。

被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

被害状況は、主に、ぶどうが115万2,000円、シャクヤクが235万2,000円と報告を受けております。

今後、支援策が必要な場合は、関係機関と連携して対応して参ります。

次に、再生可能エネルギー技術である太陽光発電と小水力発電の取組についてであります。

国・県のゼロカーボン施策及び本市の環境施策の推進を図るため、市内の公共施設に太陽光発電設備や小水力発電設備を設置して、再生可能エネルギー技術を活用したゼロカーボンシティに向けた二つの取組を進めております。

一つ目の取組は、太陽光発電であり、電力購入契約であるPPAモデルを活用して、市が設備整備をするのではなく、PPA事業者が市の施設に発電設備を整備して維持管理・保守を行い、発電した電気を市が購入するものであり、市内中学校3校及び子育て支援拠点施設HUBLICに設置を予定しております。

設置にあたっては、市の環境施策に関心を持ってもらうため、児童・生徒の皆さんが発電状況をモニターで確認できるよう「見える化」を図ってまいります。

現在、プロポーザルで最適候補者とした PPA事業者が環境省への補助申請を行っているところであり、採択になり次第、協定及び契約を締結し、令和9年4月の導入を目指しております。

二つ目の取組は、小水力発電であります。

取組内容としましては、公共施設内の水路に小水力発電設備を設置し、LEDの外灯の電力に活用するもので、市内小学校の高学年の児童でも組立て及び 設置ができる発電設備を予定しており、体験型の環境教育として、今年の秋に実施を予定しております。

これらの再生可能エネルギーの活用は、災害時や停電時における 避難所の非常用電力としても有効であり、災害に強いまちづくりに寄与するとともに、様々な再生可能エネルギーを身近に感じ関心を深めるなど、ゼロカーボンシティの実現に向け、今後も様々な取組を実施して参ります。

次に、企業版ふるさと納税についてであります。

企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトである「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に対して、市外に本社を有する企業が寄附した場合に、法人関係税から最大で寄附額の約9割が税額控除されるものであります。

市では、本年2月の「第3次 中野市総合計画」の策定に合わせて、「第3期 中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、当該寄附活用事業として国の認定を受けたことから、本年4月より受入れを開始し、先月1件の寄附を受けたところであります。

今後も、民間資金を活用した地方創生の取組を活性化するとともに、官民連携による企業とのパートナーシップの構築を進めて参ります。

次に、ライフビジョンアプリの普及促進についてであります。

 昨年度から運用を開始いたしましたライフビジョンは、スマートフォンやタブレットを通じて、災害時の緊急情報はもとより、平常時においても、市からのお知らせなど 時間や場所を問わず、迅速に受け取ることができる情報伝達手段であります。

 本市の情報発信において重要な役割を担うものであり、5月末現在で6,108件のご登録をいただいております。

 昨年度は、各区のご協力を得て、ライフビジョンの説明会を16回実施いたしましたが、今年度も引き続き地域の皆様からのご要望に基づき、積極的に出向いて説明会を実施してまいります。

今後も、あらゆる機会を通じて周知に努めるとともに、端末の操作に不安をお持ちの方にもしっかりと寄り添い、一人でも多くの方が安心してアプリを活用できるよう、丁寧な支援を継続してまいります。

次に、高野辰之生誕150周年記念事業についてであります。

今年度、本市出身の国文学者・高野辰之博士が誕生150周年を迎えたことから、様々なイベントを開催してまいります。

11月には、市民会館ソソラホールにおいて、生誕150周年を記念したコンサートや落語の開催を予定しているほか、昨年大好評であったウォーキングイベント「ウォークフェス信州なかの」では、辰之博士ゆかりの地を巡っていただくコースを予定しております。

また、これまで「中山晋平記念音楽賞」の名称で、作曲募集、優秀賞 入選曲発表会を 実施しておりましたが、中山晋平先生、高野辰之博士、お二人の偉業を併せて称えたいとの思いから、名称を「中山晋平・  高野辰之記念音楽賞」に変更し、現在、作品募集を開始しております。

令和9年2月に開催予定の優秀賞入選曲発表会では、生誕150周年を祝うセレモニーも行います。

多くの市民の皆様に、これらのイベントにご参加いただけるようPR等に努めてまいります。

次に、中東情勢に係る農業用物資等高騰対応についてであります。

本市においても、石油関連製品等の価格高騰等の影響が顕在化しつつあります。

今後は、状況を注視しながら市内への影響を最小化するよう、関係機関とも連携して対応してまいります。

次に、市内の経済状況について であります。

市内経済をみますと、製造業20社を対象とした1月から3月までの景況調査では、業況が「改善」と回答した企業は 8社、「不変」と回答した企業は4社、「悪化」と回答した企業は8社でありました。

また、6月までの業況の見通しでは、「好転」すると回答した企業は6社、「不変」が9社、「悪化」が5社で、緊迫化する中東情勢によりエネルギー価格の高騰や物価高など 先行きは不透明であり、業況回復の時期を見通すことは困難な状況であります。

市といたしましては、国・県及び関係団体と連携し、市内経済の活性化に向け、必要な対策を実施してまいります。

次に、中野市民祭「中野ションションまつり」についてであります。

来月、25日土曜日に「第50回 中野ションションまつり - 踊り継がれる伝統・受け継がれる想い」が開催される運びとなりました。

通算50回目となる伝統のお祭りでありますので、多くの踊り手の方にご参加いただき、また、多くの方にお祭りをお楽しみいただきたいと考えております。

次に、バラまつりについてであります。 

先月23日から今月14日までの23日間にわたり、 一本木公園において「2026信州なかのバラまつり」が開催されております。 

去る5月29日、30日には、第35回ばら制定都市会議、通称「バラサミット」を本市で開催し、16の加盟都市の皆様にご出席いただきました。

加盟都市による記念植樹、バラタワーの日本記録への挑戦を通じ、地域資源を活かした新たな取組を発信することができました。

「ばら」が人々に潤いと安らぎを与え、人と地域をつなぐ大切な存在であることを、改めて実感するとともに、これからも、「ばら」を通じた交流と連携を深め、美しい景観づくりだけでなく、新たな人の流れを生み出す「人と人との交流拠点」となるようまちづくりを推進してまいります。

連日、市内外から大勢の皆さんが一本木公園に来園されており、園内では850種、3,000株のバラが来園者をお迎えしておりますので、引き続き大勢の皆様にお出かけいただきたいと思います。

次に、中野市二十歳を祝う会についてであります。

先月4日に、市民会館「ソソラホール」において、「令和8年度 中野市二十歳を祝う会」を開催いたしました。

当日は天候が心配されましたが、時折日も差す中、スーツや華やかな晴れ着に身を包んだ292人の参加者が一堂に会し、久しぶりの再会を喜び合う、晴れやかな一日となりました。

式典では、出席者代表の方が、「流行や他人の評価という波に埋もれることなく、自分の中にある『芯』をしっかりと持ち、歩んでいくことが大切」と、二十歳を迎えた者としての決意を述べられました。

また、「この愛する中野市に貢献できる大人になりたい」と、本市への思いも語ってくださいました。

次世代を担う若者の力強い言葉に、本市の明るい未来を感じたところであります。

本日提案いたします議案は、条例案4件、補正予算案2件、事件案2件の合計8件であります。

よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

お問い合わせ

総務部 庶務課 秘書広報係
TEL:0269-22-2111 (212,400)

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