公開日 2025年3月28日
2024年9月12日受付
提言
前回の回答にて「詐欺の被害に遭わないように迅速に対応するため、また、注意喚起が明確に伝わるように簡潔に知らせる放送内容」とのことでしたが、一部の声として「詐欺があったんだな」「私には関係ないわ」「どんな電話があったんだが分かんないのに意味あるの」という声があります。
警察からの依頼文を流す現在の放送のままで詐欺予防にどの程度の効果があるのか私には分かりかねますが、今一度、市民が危機意識を持てる放送になっているのかを精査して頂ければと思います。
また、市に詐欺電話があったと相談をかけた者が周りに複数人おり、実際に市としても具体的な内容を聞いているのだから、そういった相談があった場合、警察からの定型文の注意喚起と合わせて市としても〇〇を語る詐欺と思われる電話が。など、具体的に分かりやすい内容の放送をしても良いのではないかと思うがいかがか。
回答
まず、9月12日にいただいた「詐欺被害の注意喚起に関する防災無線」につきましては、防災行政無線では発生した事実を迅速かつ簡潔に知らせることが重要と考えていることから、市民に放送を聞いて、かかってくる電話には詐欺のおそれがあるものもあると危機意識を持っていただくことを目的としています。
9月16日にもご提言をいただきましたが、現行の放送内容につきましては、中野警察署と協議して、今の形で運用していますが、今回のご提言については、中野警察署にも伝えます。
以前は、詐欺の内容に合わせた文章を放送していましたが、警察署より放送依頼があってから、市が放送するまでの間に市民が別の特殊詐欺被害に遭う事件が発生したこともあり、迅速に注意喚起ができるように、現在は電話があった事実だけを伝える放送内容としています。
また、市では、警察署からの放送依頼も詐欺と思われる電話があったという情報のみで、詳細については把握していませんので、ご理解をお願いします。
また、詐欺は犯罪であり警察の管轄ですので、消費生活センターに詐欺電話の相談等があった場合には、警察署に詳細を話していただくよう勧めています。
今後も詐欺被害防止のため、中野警察署の協力を得ながら、効果的な広報啓発を検討して参りますので、ご理解をお願いいたします。
お問い合わせ
消費生活センター 消費生活相談係 電話(22)2201