公開日 2025年3月28日
2024年6月10日受付
提言
30年以上続くデフレの原因は、食と健康に結びつくのでは?と考えます。
公教育の給食を元に戻す。ここが原点なのではと思います。
今一度、食というものを地域で見直しませんか?
食→健康→医療費年間40兆円減(税金)→農業の普及→地域の活性
飯山市に続き、中野市もオーガニック宣言をし、食の安全性への意識を高め、公教育においてオーガニック給食の推進をお願いいたします。
千葉県いすみ市や大阪吹田市などでは、学校給食をオーガニックにしたところ、移住者が増え続けております。
回答
本市の学校給食については、安全安心で、健康で丈夫な体作りのための栄養バランスがとられ、旬の食材や地元で栽培された米・野菜・果物を積極的に使うなど、地域の特色を活かした給食を提供しています。
また、食の大切さや地域の食文化などを知ってもらおうと、郷土料理や行事食も献立に取り入れ、学校・家庭・地域との連携を図りながら食育にも取り組んでおり、その他にも、物価高騰による給食費の補助や、アレルギー食への対応など手厚い支援を行っています。
主食となるお米や野菜・果物のほとんどは、市内産のものをJA中野市から仕入れ、市内で確保できない野菜については、県内産または国産のものを、市内の青果組合から仕入れ、収穫後農薬散布の心配のある輸入生果物や野菜は使用していません。
また、おかずとなる汁物のだしは、煮干し、昆布など天然物を使い、魚肉の練り製品などは、無添加または添加物の少ない、体にやさしい食品を使用するなど、安全で品質の良いものを使用しています。
オーガニック給食については、食の安全性が高いだけでなく、地域経済の活性化や環境保全等にもつながるとして全国的に広がりを見せていますが、本市の学校給食においては、大量の食材を安定的に確保するのが難しく、また、コストがかかり過ぎるなどの理由から、現時点でオーガニック食材を給食に取り入れることは難しいと考えています。
本市では学校給食を通じ、「食事の重要性」「心身の健康」「食品を選択する能力」「感謝の心」「社会性」「食文化」を食育の指導目標とし、安全安心で、創意工夫した給食の提供に努めて参りますので、ご理解とご協力をお願い致します。
お問い合わせ
学校給食に関すること
南部学校給食センター 電話(22)3555
北部学校給食センター 電話(23)3356