公開日 2025年3月28日
2024年6月10日受付
提言
新規移住者にとって住みやすく活着率の良い中野市を目指す。
1.新規移住者に市民団体や近隣が困りごと相談を行い行政に連絡する→行政は内容の課確認後、個別対応をしていく
2.移住0~5年までに種々の援助を行う。
・住宅や農地の斡旋をする
・仕事の斡旋
・移住者同士の横のつながりを作れる仕組みづくり
・移住者から連鎖的に新規移住者が来る仕組み
3.将来の中野市を背負って立つ小中学生にふるさと教育をする
人口問題より地元を活性化する人材になることを前提とした「ふるさと教育」が大切
※人口減少、耕作放棄地、高齢化、農業の担い手不足は地域を活性化する「若者不足」からきていると思う
回答
市では、新規移住者の方に限らず、市民の皆様からのご相談など内容に応じて担当課で対応していますので、困りごとなどのご相談を受けた際には、お手数ですが市役所までご連絡をお願いします。
住宅につきましては、空き家バンクへの登録物件を随時募集しており、物件についてはホームページ等で公開し斡旋をしています。また、農地につきましては、農地の情報を集約し、貸付希望の農地を借りたい方へ紹介する事業を行っています。
仕事につきましては、移住希望者の方に、移住者受け入れサポート企業を紹介し、希望により会社見学や面談等の調整を行っています。
移住者間のつながりづくりや移住者が来る仕組みづくりにつきましては、移住者交流会の開催や移住希望者相談対応などを、移住定住の促進を担当している地域おこし協力隊員と共に実施しています。
市では、今回頂戴したご意見も参考に、引き続き移住を希望する方に必要な支援を行えるよう、移住定住施策の強化に努めて参ります。
次に、ふるさと教育につきましては、中野市教育大綱において、重点となる5つの柱に『「信州なかの」ふるさと学習の推進』、『未来のふるさとを担う子どもたちを育むまちづくり』を掲げ、家庭・地域・学校で連携して施策を展開しています。
各小・中学校では、それぞれの地域の特性に応じ、りんご・ぶどう・ぼたんこしょう栽培や米作りなど本市の基幹産業である農業の体験活動を行っているほか、小学校3・4年生は、社会科の副読本として「わたしたちの郷土 中野市」を活用し、中野市の歴史、自然、産業、文化芸術等に関する学びを深めています。
このような学びの積み重ねが、ふるさとへの誇りと愛着の気持ちを育み、将来的に地域の活性化に資する人材の育成につながっていくものと考えています。
お問い合わせ
移住者に関すること
商工観光課 ちょうどいい田舎暮らし推進係 電話(22)2111 内線256
ふるさと教育に関すること
学校教育課 総務係 電話(22)2111 内線416