人・農地プラン及び農政懇談会の結果について

公開日 2018年12月27日

更新日 2018年12月27日

 平成30年11月12日から11月29日までの間、市内10地区において合計150人を越える皆様方にご参加いただき、「人・農地プラン及び農政懇談会」を開催しました。

 懇談会では、市から人・農地プラン、農地中間管理事業及び農地マッチングシステムの説明を行い、その後、参加いただいた皆様方による地域農業の課題解決等に関する話合いを行いました。

 ここでは、懇談会結果の概要をお知らせします。

地区名 中野地区 日野地区 延徳地区 平野地区 高丘地区
各地区懇談会開催日、中心経営体数、懇談会参加人数等
開催日時

11月12日(月曜日)

午後6時00分~

11月13日(火曜日)

午後6時00分~

11月15日(木曜日)

午後6時00分~

11月14日(水曜日)

午後6時00分~

11月19日(月曜日)

午後6時00分~

中心経営体数

39人

(うち法人8社)

27人

(うち法人6社)

41人

(うち法人18社)

51人

(うち法人15社)

33人

(うち法人5社)

懇談会

参加人数

18人 12人 11人 15人 16人
地区名 長丘地区 平岡地区 科野地区 倭地区 豊田地区
開催日時

11月20日(火曜日)

午後6時00分~

11月21日(水曜日)

午後6時00分~

11月26日(月曜日)

午後6時00分~

11月27日(火曜日)

午後6時00分~

11月29日(木曜日)

午後6時00分~

中心経営体数

35人

(うち法人9社)

78人

(うち法人9社)

31人

(うち法人4社)

16人

(うち法人3社)

20人

(うち法人3社)

懇談会

参加人数

12人 15人 11人 15人 29人

※中心経営体:地域の中心となる農業者として、人・農地プランに位置づけられた方

話合いの結果

 懇談会における話合いでは、地域農業の課題解決について、様々な意見交換を行いました。

 今後の地域農業の振興に関して、特に重要な次の3項目については、各地区ともそれぞれ記載のとおりとなりました。

項目 話合いの結果

地区の担い手の

状況

 担い手はいるが十分でないため、今後も担い手の確保・育成を図るものとする。

農地中間管理機構の

活用方針

 次の場合は、原則として、農地中間管理機構を通じて農地の活用を図るものとする。

  1 地域の農地所有者が農地を貸し出す場合

  2 農業をリタイア・経営転換する場合

  3 担い手の分散錯圃を解消するため利用権を設定する場合

地域農業の将来の

在り方

 地域全体として、次の事項に取組むものとする。個々の農業者においては、可能な限り

該当する事項に取組むものとする。

  1 生産品目の明確化    2 複合化    3 6次産業化

  4 高付加価値化      5 新規就農の促進

 

 人・農地プラン、農地中間管理機構等の活用により、次の課題を解消し、地域農業の振

興を図るものとする。

  1 遊休荒廃農地の解消   2 担い手の確保・育成

  3 担い手への農地集積   4 円滑な農業経営の継承

 また、各地区で出された主な意見等については以下のとおりです。

地 区 名 主な意見等

中野地区

・現状、農地を貸す側からの情報を得るのに受け身になっているのではと思う。貸し手が高齢でそ

のままリタイヤする場合や、地主が市外等に居住していることもあるので、積極的に情報を取りに

いって欲しい。

・人・農地プラン制度をもっと多くの人にPRして欲しい。

・地域おこし協力隊の受け入れは、地域にとって有効だと思う。

日野地区

・地域の核となる作物を絞り、特産にしていけば農地を集約できると思うが、現状いいものがな

い。情報があったら教えて欲しい。

・現状で既に農地が荒れている。後継者も農業をやってくれるか不安。農業で生活するのは難し

い。

・地域おこし協力隊を日野地区でも採用したらどうか。次の世代につながるような新規就農の方

が来られれば、活性化につながると思う。

延徳地区

・農地の貸借については、方法をよく知らない農家が多い。もっと分かりやすく周知してもらい

たい。

・将来的には法人化したいと思っている。その際は農地を借りて規模拡大したいと思っているの

で、情報提供等の協力をいただけると助かる。

平野地区

・若い人や女性にも農業に興味、希望を持ってもらえるよう、市、農協が農産物のブランディン

グや農業経営力強化に更に力を入れて、稼げる農業となるよう大きな流れを作り、担い手不足解

消、遊休農地対策につなげていかなければならないと思う。

・マッチングに至らない貸付希望農地の問題点を整理して、市でできることはやっていただきた

い。

・平野地区の場合は、市街地隣接区域なので、不動産として農地を考えている人もおり、価値観

が異なるのでプランを推進するのは難しいのではないか。

高丘地区

・人・農地プランの成果事例では、稲作地帯の事例が多い。果樹地帯である中野市で農地集積と

言ってももう限界ではないか。そうであれば、新規就農者を受入れることが重要である。新規就

農者が中野市に来やすい基盤整備が必要ではないか。

・新規就農については、現実は厳しく、過去にいろいろトラブルがあった。なぜそうなったか検

証し、公表するのも必要ではないか。

・市内では長男が農業を継ぎ、次男、三男等は農業をやらないというケースが多い。新規就農者

の確保は、市内の次男、三男を狙った方が早いと思う。

長丘地区

・遊休荒廃農地などを広い面積を借りて、小麦や大豆の栽培をしたいと考えているが、大型の農

機具が必要であり、高額で手が出ない。購入に係る手厚い補助金や、リースなどの支援を充実し

てもらえないだろうか。そうすれば、遊休荒廃農地は減っていくと思う。

・集落営農が理想だと思うが、それでも後継者問題は解決しないと思う。
平岡地区

・長年農業をやっている農家は、互助協力等、人手不足の時の対処法を知っているのでまだよい

が、それができない場合は産業公社の利用だけでは人手が足りないと思う。外国人労働者の活用

等、行政で対策を示してもらいたい。

・中心経営体に優先的に補助するなど、人・農地プランの推進を図る方策を出して欲しい。
科野地区

・荒廃農地については、荒れ方のレベルで段階的に分けて、もう畑に戻すのは無理な農地などを

区別すべきである。ただし、山林に戻すにしても、隣接農地に迷惑が掛からないようにしなくて

はならない。

・荒廃農地を借りて耕作をしようとしたところ、資材などが置かれたままで撤去するのに費用が

かかってしまった。そういったケースでも行政で支援してもらえれば、もっと荒廃農地の利用が

進むのではないか。

・これから、地元の農家だけで農地を維持していくのは難しい。最近は外から新規就農希望で来

て、里親の元で研修している人も多くなってきたが、将来の農地や農機具などのことで不安に思

っている人もいると思う。今後農業をやめるという人はいるはずで、その方の農地や農機具を、

やる気ある若い人にそっくり譲り渡すという形があっていいのではないか。

倭地区

・新規就農対策では、農地、農機具、住宅、荷造り場をセットで対応することが有効である。

モデル園地の開設も、併せてできればよいのではないか。

・若い人の意見をどんどん取り入れるようにしてもらいたい。情報交換は大いに必要である。

・以前は都会に住んでいたが、農産物については、都会の人は色が綺麗で虫が付いていないな

ど、見た目でしか判断していない。農業をやってみて初めて、虫が付いていないのは農薬をた

くさん使用しているからだということが分かった。

豊田地区

・荒廃農地はランク分けして、再生すべき農地と諦める農地を分けるべきである。全て再生する

のは不可能である。

・荒廃農地の活用策として、太陽光パネルを設置し、売電収入を農家に分配するといったような

考えもあると思う。

・人・農地プランでは「人と農地の問題」と言っているが、そこで人が生活できるかが一番重要

である。それが充実すれば、もっと中野市に移住する人が増え、就農する人も出てくるのではな

いか。

 

お問い合わせ

農政係
TEL:0269-22-2111(250)

ページの先頭へ