公開日 2014年3月10日
更新日 2022年8月23日
土利用計画とは
国土利用計画は、国土利用計画法第8条の規定により、中野市の区域における国土の利用に関する基本的な事項について定めた計画で、個別の土地利用計画法令に基づく諸計画を誘導することを通して、計画内容の実現を図っていくものです。
また、中野市総合計画の基本構想に定める都市像「緑豊かなふるさと 文化が香る元気なまち」にふさわしい土地利用をめざすものです。
計画期間
計画の目標年次は、平成28年(2016年)とし、基準年次は平成16年(2004年)とします。
想定人口と世帯数
目標年次における人口は、45,361人、世帯数を16,285世帯と想定します。
目標年次における規模の目標(単位:ヘクタール)
利用区分 | 基準年次 平成16年 |
目標年次 平成28年 |
増減(△は減) |
---|---|---|---|
農用地 | 3,195 | 3,071 | △ 124 |
農地 | 3,189 | 3,064 | △ 125 |
採草放牧地 | 6 | 7 | 1 |
森林 | 4,368 | 4,363 | △ 5 |
原野 | 20 | 21 | 1 |
水面・河川・水路 | 425 | 435 | 10 |
道路 | 657 | 686 | 29 |
宅地 | 1,172 | 1,274 | 102 |
住宅地 | 704 | 760 | 56 |
工業用地 | 41 | 47 | 6 |
その他の宅地 | 427 | 467 | 40 |
その他 | 1,369 | 1,356 | △ 13 |
合計 | 11,206 | 11,206 | 0 |
市街地(国勢調査における人口集中地区) | 307 | 330 | 23 |
地域整備施策の推進
魅力ある定住条件の整備を進めるため、合併後の一体感の醸成に配慮しつつ、地域の特性を生かした計画的で個性的な地域づくりを推進する必要があります。
このため、本市が持つ豊かな自然環境や歴史・文化・伝統に培われた都市環境を生かした地域振興を基本として、健康で文化的な生活環境の構築と無秩序な開発の防止及び適正かつ有効的な土地利用を計画的に進めながら本市の均衡ある発展を推進します。
本市の土地利用に係る地域区分は、それぞれの自然的、歴史的、社会的諸条件を踏まえ、次の5つの地域とします。
1.市街地及びその周辺地域(中野地区、平野・平岡地区の一部)
- 中心市街地活性化基本計画に基づき、地域資源を活用したまちづくりを進め、市街地の活性化を図ります。
- 歴史的、文化的地域資源を活用し、商業者や生活者が主導する賑わいの市街地づくりを促進します。
- 住環境等の整備を促進し、生活密着型のまちづくりを進めます。
- 都市計画道路など主要幹線道路の整備を進めます。
- 周辺地域においては、適正な沿道土地利用を図り、経済の活性化を進めます。
2.南部地域(日野地区、延徳地区)
- 恵まれた自然環境、農村環境を保全し、園芸産地として、農業の振興を図ります。
- 中山晋平記念館やぽんぽこの湯などの文化的、観光的拠点を生かしつつ、経済の活性化を図ります。
- 県道中野小布施線など主要幹線道路の整備を促進するとともに、水害対策などの自然災害に強い地域づくりを推進します。
3.中野平地域(平野地区、高丘地区)
- 信州中野インターチェンジや高丘工業団地に近いことから、流通やサービス施設等の秩序ある立地を図り、地域特性を生かした土地利用を進めます。
- 北信濃ふるさとの森文化公園や浜津ヶ池を拠点に市民の憩いの場、観光交流の場としての魅力づくりを進めます。
- 自然環境や経済活動との調和のとれた地域づくりを促進します。
4.高社地域(長丘地区、平岡地区、科野地区、倭地区)
- 高社山麓や牧ノ入高原など、恵まれた自然環境を生かした、豊かな自然に親しめる環境づくりを進めます。
- 農業生産基盤の良好な維持管理を促進し、果樹を主体とした農業の振興を図ります。
- 千曲川や夜間瀬川の水質や生態系の保全を図り、堤防の整備を促進します。
- 県道豊田中野線、県道中野飯山線をはじめとする主要幹線道路の整備を促進するとともに、雪に強い地域づくりを推進します。
5.豊田地域(豊井地区、永田地区)
- 国道117号バイパス、県道三水中野線、県道豊田中野線など主要幹線道路の整備を促進するとともに、雪に強い地域づくりを推進します。
- 千曲川や斑尾川などの水辺、里山の自然を保全しつつ、堤防の整備を促進します。
- 優良農用地の保全と有効利用を推進し、併せて農村交流を促進します。
- 豊田飯山インターチェンジを人的、経済的な玄関口として活用し、地域活性化施策を促進します。
地域区分図
国土利用計画(PDF形式)
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