公開日 2024年1月5日
更新日 2024年1月9日
水道管の凍結破損により、水道料金等が高額になるケースが増加します。
冬季の急激な冷え込みにより、空き家や長期不在の家などで水道管、風呂場やトイレ、台所のなどの水回りが凍結により破損し大量の水が出続け、上下水道料金が何十万円もの高額になる事例が増加します。
冷え込みが厳しくなる1月から2月に向け、所有者(管理者)または使用者は凍結防止の対策(閉栓や水抜きなど)をしましょう。
凍結破損により水道料金等が高額となる事例
- 死去などで居住者不在状態だが、後片付けなどを考慮し閉栓していなかった。
- 賃貸で外国人に貸したが、居住者が水道を閉栓せずに春まで一時帰国していた。
- 居住者の入院や施設入所で長期不在となったが、閉栓していなかった。
- 不凍栓で水抜きなどしているが、不動産売買等で人の出入りが予想されトイレだけ水を使えるようにしている。
- 「離れ」にほとんど使用していないトイレや洗面所がある。
- なんらかの理由で電気の使用は止めたが、水道の閉栓をしていない。
水回りなどの凍結破損対策について
- 長期不在となる家は閉栓申請を行う。可能であれば、水抜きを行う。
- 入院や施設入居を冬に予定している際は閉栓申請を行う。可能であれば、水抜きを行う。
- メーターボックス内のバルブの場所がわかれば、使用時のみ開ける。わからない場合は寒くなる前に水道工事店に相談し、メーターボックス・バルブの場所や水抜きの方法を確認しておく。
凍結破損してしまったときの対応について
中野市上下水道課では修繕工事及び凍結対応業務はしておりません。指定給水装置工事店に相談・修理依頼をしてください。
なお、修理費は全額自己負担です。
一般的な水道の凍結対策について
マイナス4℃以下になると、水道管の中の水が凍って蛇口から水が出なくなったり、水道管が破裂する恐れがあります。特に夜間から朝にかけて凍結が起きやすくなります。
凍結がおきた日は、お困りの方から一斉に依頼が入り、工事店の電話が繋がらなくなったり、復旧までに数日を要すことが想定されますので、冷え込みが厳しくなる前に、以下の対策や事前の確認を行い、凍結を防ぎましょう。
- 水道管の水抜きを行う。
屋外にある水道は凍結しやすいので、冬季間は水抜きを行ってください。
- 水抜き栓を閉める
- 蛇口を開ける
- 水が抜けきったら、蛇口を閉める
- 屋外のむき出しになっている水道管には、保温材や凍結防止用の電熱線を巻く
- 凍結防止用の電熱線が巻いてある場合、冬季間はコンセントを差したままにする。
- 設置してある凍結防止用の電熱線が経年劣化などで故障していないか、稼働するかを確認する。
- メーターボックス内に保温材などを入れる。ただしメーターは貸与品です。破損や紛失した場合は弁償金をいただきます。
メーターボックス周辺の除雪にご協力ください。
ふたを開けて検針できるよう、メーターボックスや止水栓周辺の除雪をお願いします。
※検針ができない場合は、暫定的推量で認定し、次回以降の精算となります。