水道水のトラブル

公開日 2014年02月14日

最終更新日 2017年06月29日

お客様からお寄せいただいた、水に色がつく 水に臭いがする 水に異物が混じっている 白いモノが発生する 容器が変色する 味・その他 などのトラブルの対策をご紹介します。

  • 次の対策方法を参考に改善を試みてださい。

  • 改善が見られず、異常が長期間継続する場合は、上下水道課へお問い合わせください。

  • 点検・調査の結果、宅内の配管や設備などに問題がある場合は、「指定工事事業者」に相談してください。

水に色がつく

  • 色がついた水が出たときは、しばらく水を流し、きれいになってから飲用してください。流した水は、植木のまき水等、飲用以外に使用してください。
  • 金属類の鉄、銅、亜鉛やマンガンなどは、人体にとって必須元素であり、少量を誤って飲んでしまったとしても、直ちに有害ということはありません。

赤い水が出る

原因

配・給水管内の鉄錆が起因する。

対策

一軒だけの場合は、開栓時の水をしばらく捨水するか、老朽化した配管を取り替える。

黒い水が出る

原因

水道水中に溶存する微量のマンガンイオンが残留塩素で酸化され、配水管内に付着した二酸化マンガン等が水の流動変化等で剥離するために起こる。

対策

開栓直後の一時的現象の場合は、透明になるまで捨水する。

白い水が出る(数秒後に透明になる)

原因

水道水をコップに入れた時、下の方から徐々に透明になる場合は空気によるもの。給湯設備の場合は、水道水が急激に加熱され、溶存している空気が放出し、白濁することがある。

対策

空気による白濁は、放置により透明になり水質異常によるものではなく、安全性の上で問題ではない。給水装置等の水道設備で負圧になる原因調査が必要である。

白い水が出る(煮沸により、油膜発生、白濁する)

原因

亜鉛メッキ鋼管から溶出する亜鉛によるもの。煮沸により水表面に油膜状の物が形成され一層白濁してゆく。水の滞留時間が長い程発生しやすく、開栓直後に多く見られる。亜鉛の溶出しやすい管内では腐食がかなり進んでおり、経過とともに赤水の発生も見られる。

対策

開栓時の水を捨水する。亜鉛の溶出が著しい場合は、材質の異なる管種に布設替えを行う。

青い水がでる(ほかに緑色、桃色)

原因

給湯設備で、不凍液を使用している二回路式ボイラー内の配管にピンホールが発生し、エチレングリコロール等の不凍液が温水中に混入し、水道水が青色等に着色する。

対策

トラブルとしては、非常に危険である。直ちに給水を止め、ボイラー部分の点検をし、改善する。

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水に臭いがする

カルキ臭(塩素臭)がする

原因

水道水は衛生上、塩素消毒が義務付けられているため、残留する塩素によって塩素臭を感じる。個人差によって感じ方に多少の差はあるが、衛生的に給水されていることを意味している。

対策

塩素臭は、水道水が病原菌等の汚染から守られた安全な水である証拠で、この臭気が気になる場合は、煮沸後、冷やすことで解消される。また、家庭用浄水器でこの臭気を除去する性能を有する製品もある。

金気臭がする

原因

水道水に鉄、銅、亜鉛等の金属類が多く含まれている場合に発生する。特に配管内での滞水時間が長い地域では、開栓時に溶出した金属が金気臭を発生させる。

対策

開栓時の水をしばらく捨水するか、腐食の進んだ給水管では布設替えが必要である。

シンナー臭、灯油臭がする

原因

塗料や接着剤が溶出し水道水に着臭する場合や、塗装工事で使用したシンナーや灯油等が土壌に浸み込み、塩化ビニール管やポリエチレン管等の給水管を侵して、水道水に影響を与える。

対策

この汚染は深刻なケースが多く、管内洗浄、布設替え等により改善するが、開栓時に捨水しても、長時間着臭が落ちない場合がある。

油様臭がする

原因

給水管の新設や布設替えの工事で使用する切削油に起因するもので、工事終了後、給水管に臭いが付着している場合があり、水道水の着臭原因となる。

対策

臭いが感じなくなるまで捨水して使用する。受水槽の汚染やクロスコネクションの可能性も疑われ、捨水により臭いがなくならない場合は、至急に現場調査が必要である。

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水に異物が混じっている

濁り、砂、砂利が混入する

原因

配・給水管等の水道工事の際、不十分な清掃作業により、砂や砂利が残る場合がある。また、クロスコネクション、受水槽、高置水槽の管理不良による場合もある。

対策

配・給水管の洗浄および捨水を行う。また、受水槽の管理上の問題がある場合は、保守管理の徹底を図る。

ユスリカ等の微小生物が混入する

原因

もともと水道水に混入していたのではなく、外部からの侵入が原因と考えられ、受水槽の管理不備、あるいは水抜き栓、及び不凍給水栓の根元が漏水し、開閉の際に侵入すると考えられる。

対策

混入が疑われるケースでは、原因が判明するまで飲用をやめ、受水槽の管理上の問題がある場合は保守管理の徹底を図る。また、不凍給水栓等が原因の場合は修理が必要である。

黒い異物が出る

原因

止水栓、給水栓などのゴムパッキンの劣化、給水管と給水装置を接続するゴムパイプの劣化、管接合部のポリエチレン管の切り屑、配水管からのマンガンスケールの剥離等が考えられる。

対策

開栓直後の一時的な場合は、しばらく捨水し、劣化したゴムパッキン等の交換を行う。マンガンスケールによる場合は配水管の洗浄が必要になる。

白い異物が出る

原因

管接合部のシール剤のはみ出し部分の剥離。モルタルライニング管の内面保護用塩化ビニル系、アクリル系樹脂等の保護膜の剥離が流出する。

対策

一時的な場合は、しばらく捨水する。将来的には管の布設替えおよび更生が必要である。

灰色の異物が出る

原因

配・給水管工事の際、塩化ビニル管布設時の切り屑およびシールテープ等が剥離した場合に起こる。

対策

通常は一時的な現象で、しばらく捨水しながら、異物流出の有無を確認する。

緑色の浮遊物が出る

原因

FRP製の受水槽などは、光を通しやすく、清掃など保守管理が不備な場合、内壁に藻類が繁殖し、藻被という膜が剥離し、給水栓から流出する場合がある。

対策

受水槽や給水配管の清掃を行う。

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白いモノが発生する

アルミニウム製容器の内面に白い斑点が発生する

原因

アルミ製容器内面のアルマイト処理した被膜の劣化。アルミ素地が露出したため空気や水道水の酸素と結合し、白い水酸化アルミニウムが形成されたことによるもの。

対策

空炊や金属たわし等で洗ったりせず、スポンジ等の柔らかい物を使用する。水酸化アルミニウムは水に溶解せず、安全性に問題はない。

氷の中央部に白い固形物が発生する

原因

水は外側から徐々に凍ってゆくので、水道水中に溶けている空気やミネラル分が中央部に凝縮され、白い浮遊物となって残ることがある。

対策

ほこりや、ごみなどが入り込む場合もあるが、ほとんどは空気やミネラル分であり、安全性に問題はない。

やかん、加湿器の吹き出し口、蛇口等に白い固形物が付着する

原因

水道水中のカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分が蒸発することにより析出し、やかん等に白いスケールを形成する。

対策

水垢とよばれるもので、食酢や重曹などで洗浄すると、きれいに落ちる。水のミネラル分であり、安全性に問題はない。

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容器が変色する

魔法瓶の中が黒くなる

原因

給湯設備から直接、何回もお湯を注ぎ足すと、機器内の銅管等から微量の銅が溶出し、始めは青く、付着量が多くなるにつれて黒色を呈する。

対策

給湯設備から直接、お湯を入れないで、水道水をやかん、ポット等に汲んでお湯を沸かす。

アルミニウム製容器の内面が黒変化する

原因

アルミニウム製品の表面にアルマイト加工した腐食防止用のアルマイト被膜が、空炊や金属たわし等で破損または劣化し、素地が露出することにより、水道水の微量の鉄、銅と反応し、黒変化する。この現象は「アルミニウムの黒変化現象」という。

対策

スポンジ等柔らかい物で洗う。ただし、アルミニウム製品は、丁寧に扱っても長期間の使用による「アルミニウムの黒変化現象」は避けられない。この現象が起こった容器を使用しても、人体には無害である。

洗面所やタイル等が青くなる

原因

給湯設備に使用されている銅管類、青銅部材(砲金)、黄銅(真ちゅう)から銅が溶出し、石鹸の脂肪酸等と反応して青色の「銅石鹸」が生成し、洗面所やタイル等に付着する。

対策

銅の溶出が著しい場合は、ステンレス管等への取り替えが必要である。付着したタイル等は約10%のアンモニア水を少量滴下した布でよく拭き取り、食酢で中和し水でよく洗い流す。布が青く染まった場合は、温めた食酢に浸して脱色する。

浴室、タイル、トイレ、洗面所の衛生陶器がピンクになる

原因

空気中の浮遊雑菌の中で霊菌と呼ばれる細菌が生育するとピンク色の色素を形成することがあり、その菌が汚れや湿気の多い浴室等で繁殖する場合に起こる。

対策

湿気の多い浴室等の水周りの清掃、換気を十分に行う。漂白剤の使用も効果的だが、浄化槽を設置されているお宅は使用上の注意が必要である。

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味・その他

苦味・渋味がする

原因

金気臭同様、給水管や給湯設備の管材から鉄、亜鉛、銅が溶出することに起因し、特に水が停滞する管末でこの現象が見られる。

対策

開栓時の水をしばらく捨水するか、管の布設替えおよび更生が必要である。

汲み置きした容器がヌルヌルする

原因

経過と共に残留塩素が揮散し、容器内で雑菌が繁殖するため、ヌルヌルする。

対策

長時間の汲み置きを避ける。また、容器はよく洗って乾燥させ、保管する。

残留塩素が検出されない

原因

使用水量が少ない末端の給水管は、水が停滞しやすく、残留塩素が検出されにくい場合があり、また、老朽化した給水管では、残留塩素の低下が著しい。受水槽を設置している学校等では、水道水の使用量が少ないと残留塩素の低下が生ずる。

対策

残留塩素が検出されない管末は、捨水を行う。受水槽を設置している場合は、定期的な水質検査を行い、適正な管理と運用が必要である。

魚がへい死する

原因

水槽水の残留塩素が主原因。また、水槽の水の入れ換えの際の急激な水温差等の環境の変化も原因となる。

対策

残留塩素の除去方法は、適量のチオ硫酸ナトリウムを添加するか、太陽光で揮散させる。

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お問い合わせ

上下水道課 上水道係
電話:0269-22-2111(282)