国文学者 高野辰之

公開日 2014年2月6日

更新日 2018年12月3日

 高野辰之(たかの たつゆき)は、1876年に長野県水内郡永江村(現中野市永江)の農家に生まれ、幼年時代を豊かな自然の中で育ちながら学問の道を志し、苦学の中から近代の国文学に大きな功績を残しました。
 1909年には文部省の小学校唱歌教科書編さん委員に委嘱され、この作詞委員として「尋常小学唱歌」(全6冊)の作成に携わり、作曲家の岡野貞一とのコンビで、今に残る名唱歌を世に出しています。

高野辰之写真
  • 第1学年用 日の丸の旗
  • 第2学年用 紅葉(もみじ)
  • 第3学年用 春が来た
  • 第4学年用 春の小川
  • 第6学年用 故郷(ふるさと)、朧月夜(おぼろづきよ)

 このうち、第2学年用から第6学年用の5曲は、文化庁実施の「親子で歌いつごう日本の歌百選」に選ばれていて、中野市内全域で防災行政無線(屋外放送)を利用して実施されている定時放送でも、月替わりのメロディーに使用されています。

 なお、同じく中野市出身で、同時代の作曲家である中山晋平との作品も2曲あります。

「故郷」のふるさと 唱歌「故郷」の原風景

 かつて辰之が学び、教鞭をとった小学校ゆかりの地には、1991年に高野辰之記念館が開館。様々な資料により、辰之の生涯や研究成果をたどることができます。また、記念館のある永江地区内には遊歩道などが整備され、唱歌で歌われる”日本の心のふるさと”を感じることができます。

高野辰之記念館ホームページ http://www.city.nakano.nagano.jp/tatsuyuki/index.htm

お問い合わせ

文化振興係
TEL:0269-22-2111(394)

ページの先頭へ