高野辰之記念館

高野辰之記念館について

公開日 2020年08月24日

更新日 2023年09月06日

4質の高い教育をみんなにアイコン

 美しい庭園の中にたたずむ高野辰之記念館

かつて高野辰之が学び、教鞭を取った永江学校・永田尋常小学校の後身の永田小学校の跡地にあります。敷地内には小川が流れ、辰之の銅像がたたずんでいます。

館内には、辰之が父に宛てた書簡や編纂に携わった尋常小学読本、尋常小学唱歌などを展示。音楽室にあるオルガン・ピアノは誰でも弾くことができ、「春の小川」などの楽譜も用意されています。(※新型コロナウイルス感染症防止のため、現在ご遠慮いただいております。)また周辺には、辰之の生家、菩提寺の天正寺、「朧月夜」の鐘がある真宝寺、辰之が少年時代に遊んだ斑川、唱歌「故郷」の音を奏でる「ふるさと橋」などをめぐる「ふるさと遊歩道」が整備されています。辰之が目にした風景を眺めながら、ふるさとの原風景にふれてみてはいかがでしょう。

高野辰之記念館の画像
 
 
唱歌教科書
 

生家近くに今も見られる唱歌「故郷」の原風景

兎追ひしかの山、小鮒釣りしかの川

兎追いは、自然豊かな山村の子どもたちも加わった村総出の冬季間の行事でした。唱歌「故郷」は、作詞した高野辰之が少年の日に友達と野山で遊んだ情景を懐かしんで作ったものです。 

高野辰之が生まれたのは、1876年(明治9年)。生誕地の現中野市大字永江は、眼下に斑川が流れ、後方をなだらかな山に囲まれた棚田や畑が広がる、のどかな山裾にあります。清冽な水が流れる斑川、辰之生家から眺められる大平山などの里山が、「故郷」の舞台です。今も山里を少し歩くだけで、辰之が生まれ育ったころの風景に出会うことができます。

夢は今もめぐりて、忘れがたき故郷

辰之の歌からは、ふるさとを遠く隔ててなお絶ちがたい懐旧の念を感じることができます。

高野辰之の生家の画像ふるさと橋の画像

かの山の画像遊歩道の画像

 

信州なかのガイドマップ[PDF:692KB]

唱歌の里マップ[PDF:543KB]

お問い合わせ

高野辰之記念館
TEL:0269-38-3070

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