麻しん(はしか)にご注意ください!

公開日 2018年5月1日

3すべての人に健康と福祉を

麻しん(はしか)にご注意ください

麻しんは高熱、全身の発疹等を特徴とし、空気感染を主たる感染経路とする感染力の非常に強いウイルス感染症です。
2018年(平成30年)4月以降、沖縄県で流行が確認されています。
これから海外へ渡航される方、国内旅行を計画されている方、帰国された方は、次の点についてご留意ください。

  • 過去に麻しん(はしか)にかかったことが明らかでない場合、渡航前には麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討してください。
  • 帰国後は、2週間程度は麻しん発生の可能性も考慮して健康状態に注意してください。

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスを原因とする病気で、非常に感染力の強い病気です。

麻しんに罹っている人から、咳やくしゃみによって麻しんウイルスが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。多くは乳幼児が罹りますが、成人が罹ることもあります。

症状は38.5度以上の発熱、鼻汁など普通の風邪症状が出たり、口やのどが赤くなって痛み、結膜炎をおこしたりします。その内、ほほの内側の粘膜にコプリック班という周りが赤く小さな白い斑点が数個みられ、この段階で麻しんと判断がつきます。その後赤い小さな斑状発疹が耳の後ろ、顔面から出始め、次第に全身に広がります。

はしかにならない!はしかにさせない!

2007年、関東を中心に麻しん(はしか)が流行し、長野県内でも感染が広がりました。
麻しんの予防接種をしたことがなく、麻しんに罹ったことのない方は、早めに麻しんの予防接種を受けましょう。

麻しんはワクチンで予防することが可能です。

麻しんの予防と合わせて風しんの予防もできる麻しん・風しん混合ワクチンを接種します。特に理由がある場合は麻しん、風しんの単独ワクチンの接種もできます。また、安全性が確認されたため、麻しん、風しん単独ワクチン接種済の幼児にも、麻しん・風しん混合ワクチンが接種できます。

2006年4月1日から麻しん・風しん予防接種が2回接種に変わり、第1期(生後12~24カ月未満)・第2期(小学校入学前の1年間)の幼児を対象に、定期予防接種として実施します。1歳のお誕生を迎えたら、早めに接種しましょう。また、小学校入学の準備として、2回目の接種を忘れず受けましょう。実施医療機関で接種します。前月に電話で予約をしてください。

これらの予防接種は、無料です。接種可能な医療機関につきましては、下記のページをご覧いただくかお問い合わせください。
「麻しんについて」 (厚生労働省ホームページ)

該当される方には、予診票をお送りします。

その他の方は、任意接種(費用は自己負担)で接種可能です。

お問い合わせ

健康福祉部 健康づくり課 健康管理係
TEL:0269-22-2111(242,387)

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