環境保全型農業直接支払交付金

公開日 2016年2月18日

更新日 2022年8月30日

 住み続けられるまちづくりを陸の豊かさも守ろう

 環境問題に対する関心が高まる中で、農業分野においても地球温暖化防止や生物多様性保全に積極的に貢献していくことが重要となっています。
 このため、農業者が化学肥料・化学合成農薬の使用を原則5割以上低減する取組みと合わせておこなう地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動に対して支援をおこないます。
 

対象者

  • 農業者団体
  • 一定の条件を満たす農業者

※一定の条件とは、集落の耕作面積の一定割合以上の農地において対象活動を行う農業者や、環境保全型農業を志向する他の農業者と連携して環境保全型農業の拡大を目指す取り組みを行う農業者、または複数の農業者で構成される法人です(農業協同組合を除きます。)

 

支援の対象となる農業者の要件

  • 主作物について販売を目的に生産を行っていること。
  • みどりのチェックシートに係る活動≒国際水準GAPを実施していること。
  • 取組む農地が農業振興地域内であること。
  • 自然環境の保全に役立てる農業生産活動の実施を推進する活動を実施すること。

 

対象活動および交付単価(10aあたり)

有機農業【3,000円~12,000円】 

  • 主作物について化学肥料・化学合成農薬を使用せず、「国際水準の有機農業」の水準に合致している取組。
    なお、そば等雑穀、飼料作物以外を作付けする際に、炭素貯留効果の高い堆肥の施用を実施する場合は2,000円加算。

炭素貯留効果の高い堆肥の施用【2,200円~4,400円】 

  • 主作物の栽培期間の前後いずれかに、炭素貯留効果の高い堆肥を施用する取組。

カバークロップ【6,000円】 

  • 主作物の栽培期間の前後いずれかにカバークロップ(緑肥)を作付けする取組。

リビングマルチ【3,200円~5,400円】 

  • 主作物の畝間に小麦、大麦・イタリアンライグラス等を作付けする取組。

草生栽培【5,000円】 

  • 果樹園地に緑肥を作付けする取組。

不耕起播種【3,000円】 

  • 前作の畝を利用して、専用播種機によって種をまく取組。

長期中干し【800円】 

  • 主作物が水稲であり、14日以上の中干しを実施する取組。

秋耕【800円】

  • 主作物が水稲であり、秋に耕うんする取組。

地域特認取組その1【8,000円】 

  • 対象作物において、総合的病害虫・雑草管理にて取り組む交信かく乱剤による害虫防除を組み合わせた取組。

地域特認取組その2【4,000円~8,000円】 

  • 主作物において、冬期湛水管理(有機質肥料の施用、畦補強などを実施)を組み合わせた取組。

※有機農業以外の取組は、化学肥料・化学合成農薬の使用を長野県の慣行レベルから原則5割以上低減する取組とあわせて行う必要があります。

申請書の提出

 毎年6月中旬までに農業振興課窓口へ計画書の提出をお願いします。  新規希望者は、申請される前に、取組が対象になるかどうか事前にご相談ください。  

制度の詳しい内容はこちら

環境保全型農業直接支払制度の概要(国パンフレット)[PDF:800KB]

環境保全型農業直接支払制度の取組の手引き[PDF:2MB]

長野県地域慣行レベル[PDF:341KB]

連リンク

お問い合わせ

経済部 農業振興課 耕地林務係
TEL:0269-22-2111(251,252)

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