公開日 2023年12月13日
更新日 2023年12月13日
試弾はピアニストの菊池亮太さんです!
実際に納品する製品は、同じ規格(D274)の3台を弾き比べ、その中から1台を選定します。
令和5年12月12日にスタインウェイ株式会社において、ピアニストの菊池亮太さんに弾き比べをしていただき1台を選定しました。
新たなピアノの音色をホールに響かせたい
長い間、市民の皆さんや著名なアーティストが舞台に立ち名曲を歌い奏でてきた市民会館ですが、開館から半世紀を超え、老朽化や耐震性の不足などが大きな課題となっていました。
そこで、大規模改修により長寿命化する「リノベーション」により市民会館を整備することとなり、現在、令和6年2月末しゅん工の予定で工事を行っています。
リノベーションによりホールが2つになりますが、市民会館には昭和62年に購入したピアノが1台しかありません。
市民会館には、もう1台ピアノが必要になります。そして、「生まれ変わる市民会館に新たなピアノの音色を響かせたい」「子ども達に素晴らしいピアノに触れてほしい」、このような思いから新たなピアノを購入することとしました。
購入するピアノは、「スタインウェイ&サンズ社製フルコンサートピアノD274」です。
生まれ変わる市民会館にふさわしいピアノとして選定した、スタインウェイ&サンズ社製フルコンサートピアノD274は、ピアノの最高峰として世界中のピアニストやホールから愛されています。
高級なピアノですが宝物然として扱うのではなく、多くの人にどんどん使って、触って、育てていただき、地域のホールにふさわしいピアノとして、市民会館の顔になればいいなと考えています。
機種選定にあたっては、中野市市民会館ピアノ選考委員の倉品裕子氏、野村美知子氏、山﨑浩氏にご協議いただき選定いたしました。各委員からは、それぞれのお立場から、本ピアノの特色、ピアノのホールにおける役割、世界基準のピアノをホールに設置することの意義等、様々な観点からご意見をいただきました。
令和5年9月市議会定例会において、ピアノ購入に係る契約の議案が全会一致で可決されました。
契約の相手方は、日本ピアノホールディング株式会社で、契約金額は、32,274,000円(税込)です。
購入資金の一部は、これまで中野市を愛する皆様からのご寄附を積み立ててきた「中野市文化芸術振興基金」を充てることとしておりますが、より多くの皆様からご寄附を募ることとし、クラウドファンディングを実施することとしております。
後日、広報紙、ホームページ等でお知らせいたしますので、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード