中野市の概要(自然)

公開日 2014年3月10日

更新日 2018年11月1日

中野市の位置

 本市は、長野県の北東部に位置し、北は飯山市、木島平村、南は小布施町、高山村、東は山ノ内町、西は長野市、信濃町、飯綱町の2市、4町、2村に接しています。
 市役所の位置は、東経138度22分、北緯36度44分、標高367mにあります。また、県都長野市からは、長野電鉄で長野駅から信州中野駅まで、JR飯山線で長野駅から替佐駅まで、それぞれ約30分程度で結ばれています。
 市の東西は約11キロメートル、南北約16
キロメートルで、南北に長く、面積は112.18平方キロメートルとなっています。

  本市は、市のほぼ中央を流れる千曲川をはさんで、北東に高社山、北西に斑尾山の2つの象徴的な山を配しています。この2つの山裾や東部の山地を背景とする地域、千曲川がつくる河岸段丘や夜間瀬川が形成した扇状地に集落がつくられ、中野扇状地には市街地が広がっています。

中野市の全体図

 高社山は、独立してそびえる美しい山で、「たかやしろ」と呼び親しまれ、古くから信仰の対象にもなっています。その裾野を夜間瀬川が「十三崖」を形成して北へ流れ、千曲川に注いでいます。中野扇状地の南には延徳沖低地が続き、さらに西南の善光寺平に連なっています。
 また、斑尾山は、手のひらを広げたような5つの尾根からなっており、この間に4つの谷と多くの沢をもち、地勢は起伏に富み複雑で、これらの水を集めた班川は、斑尾川と合流し、千曲川に注いでいます。
 
東方には、上信越高原国立公園志賀高原が望まれ、西方には北信五岳が一望できる景勝に恵まれた地となっています。

 さらに、市内には上信越自動車道信州中野インターチェンジと豊田飯山インターチェンジの2つのインターチェンジがあり、高速交通網の整備により産業経済圏域やレジャー圏域が拡大し、北信州の中心都市として重要な位置を占めています。

 本市の過去30年間の年平均気温は11.8度、年間平均降水量は約890ミリメートルとなっており、全国平均の約1,700ミリメートルより少なくなっています。市域の大部分は、気温の年間差が大きく、冬期はマイナス10度以下にまで下がり、夏期は30度以上にまで上がる内陸性気候となっていますが、地域によってかなりの違いがみられ、北部は、雪の多い日本海側の気候の特色を示しています。積雪量は、南北での差が大きく、集落地でも多い所では2メートルを超すところがあります。

 昼夜の気温差が大きく、降水量が比較的少ないことは、果樹栽培に適した気候となっています。

 北信五岳

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