中央公民館

中野市公民館について

公開日 2014.03.31

更新日 2018.11.21

公民館のあゆみ

 公民館は戦後つくられた日本独自のものです。公民館構想は、昭和21年(1946年)当時文部省社会教育課長であった寺中作雄氏によって発意され、同年7月5日各県知事あてに文部次官通牒「公民館の設置・運営について」として通達されました。こうして、全国各地で公民館が誕生し始めました。

文部省次官通牒「公民館の設置・運営について」にみる公民館

 次官通牒には、次のことが述べられています。

  1. 新しい日本建設のためには全ての国民が「自主的にものを考え、平和的協力的に行動する習性を養うこと」が大事であり、教育の普及が何よりも必要。
  2. 公民館は大人、子どもを含めた文化教養の機関である。
  3. 公民館は「上からの命令で設置されるのではなく、真に、町村民の自主的な要望と協力によって設置され、又町村自身の創意と財力とによって推進せられていくことが理想」である。

 ちなみに、発意者の寺中は公民館の性格として次のように述べた。

  1. 公民館は一つの社会教育機関である。
  2. 公民館は一つの娯楽機関である。
  3. 公民館は町村自治振興の機関である。
  4. 公民館は産業振興の機関である。

 このように、公民館構想には、郷土の振興をはかるための中心的な機関としての熱い期待と想いがこめられていました。

中野市公民館の方向について

 中野市の公民館は、県内の公民館とともに戦後いち早く先駆的な活動を展開し、日本の社会教育、生涯学習の歩みの中で、地域に根を張り暮らしに溶け込んだ公民館活動を行ってきた。
 市内各地の地域づくりや文化の伝承・創造、環境保全、地域に根ざした経済活動の活性化、介護、福祉、男女共同参画等の地域課題解決のため、そして市民の学びのニーズに応えていくなど公民館の活動は重要である。そのためにも市内各公民館が連携しあい、特性を発揮しながら運営の推進を図っていく。

中野市公民館運営方針について

  1. 目標
    地域に開かれた公民館を目指し、課題を求め・つどい・学び合い・絆を結び・文化を創造する。
    中野市各公民館の連携と独自性の発揮 (4公民館と73分館は相互補完の関係)

  2. 基本方針
    特色ある文化資源の発見と再生・創造
    教育・福祉・観光などの分野との連携
    子どもたちの文化芸術活動や体験活動の推進と情報発信
    人材の育成
    公民館と分館活動の活性化
     
  3. 力を入れていきたいこと
  • 中野市成人式
  • 市民ニーズに応えられる講座などの開催 
  • 地域学習講座
  • 生きがいづくり講座
  • 教養講座(源氏物語講座他)
  • 教育講座(家庭教育学級他)
  • 中野市シニア大学
  • 文化講演会の開催等
  • 分館活動活性化と分館報発行等の支援
  • 公民館活動の向上を目指す研修
  • 社会教育関係団体育成及び活動の支援

各公民館の主な事業

中央公民館の主な事業

  • 公民館活動を推進するに必要な公民館全体の事業
    中野市成人式、子ども音楽講座、公民館運営審議会などの事務局、国際交流への支援、総合文化祭(芸能祭・文化展)、市民書道展、公民館報「文化なかの」の発行、優良公民館視察研修、子ども教室の実施など
  • 分館との連絡調整
    非常勤主事会、分館長主事研修会、分館への交付金、分館報コンクール、分館講座、高齢者人材活用支援、世代間交流事業
  • 市民のニーズに応えられる講座や学級の開設
    地域学習講座、生きがいづくり講座、教養講座、教育講座

北部公民館の主な事業

  • 北部地域の話題や歴史・文化をテーマとした学習活動の推進
    みんないきいき!北部生きがい大学、、生きがいづくり講座、自然体験教室、親子体験教室、子ども教室、家庭教育学級、などの開催
  • 地域文化活動等への支援
    文化祭の開催

西部公民館の主な事業

  • 「いつでも誰でも、を基本として子どもからシニアまで、気軽に寄って学習できる、行ってみたい公民館」を推進
    シニア大学、生きがいづくり講座、子ども教室、家庭教育学級の開催
  • 地域文化活動等への支援
    文化祭の開催、分館対抗球技大会の開催

豊田公民館の主な事業

  • 市民と生きがい、市民と市民をつなぐ豊田地域のコーディネーターとしての公民館の実現
    サークルとの運営や自主事業に関する相談及び協力、情報の提供
  • いきがいづくりや社会参加のきっかけとなる講座などの開設
    高齢者学級、家庭教育学級、チャレンジ子ども教室、生きがいづくり・教養講座、地域伝統講座、文化講演会などの開催
  • 住民同士の交流の推進
    球技大会、文化祭の開催

分館活動について

分館活動推進について

 私たちは、人や自然から、あるいは書物や映像などから、生き方や社会生活、職業生活について、学び続けて成長することを体験しています。また国際化、高度情報化の進展、自由時間の増大にともない、生活様式・意識が変化し、多様な個性に応じた学習への関心が高まっています。「中野市総合計画」では、公民館を、市民の生涯学習活動を支援する中心的役割を担う機関と位置づけています。
 平成17年4月1日の合併により中野市は、市の公民館としての中央・北部・西部・豊田の四館と永田地区館、そして各区の73分館の体制となりました。

分館は区公民館

 各区の分館は、「区の自治による公民館」(自治公民館)です。中野市では、自治公民館を中野市中央公民館「分館」と位置づけ、中野市4公民館と相互に補完し合う関係をもちながら充実させるよう努力しています。近隣市町村も同様です。

公民館活動の基本になる点

 公民館活動が、何のために行われるのかはっきりしておかないと、何をしてよいかわからないことにもなります。逆に、事業は何でも公民館にまかせておけばよいという考えになると役員さんが大変になります。そこで、公民館活動の基本となる点をはっきりさせておきましょう。

  • 第一に、公民館は、地域の人たちが自分たちの生活の中からいろいろな課題を見つけ出してそこから学習がはじまるように援助し、指導する役割を持っています。そのために、できるだけ多くの学習の機会をつくり、学習活動をさかんにしていくことが大切です。 みんなが一堂に集まって講演を聞いたり話し合ったりして、自分たちの地域づくりを考えることが公民館の役目です。実施にあたっては、住民参加が基本となります。しかし、一個人、一団体・会派を支援することは避けてください。
  • 第二に、最近の社会のように共同意識が薄れ、お互いの生活の状況がわからなくなっている中では、文化活動や体育活動などを通して住民みんなの親睦と連帯意識を深めていく事業も大切です。この役割や事業を、市の範囲では、中央・北部・西部・豊田公民館が実施し、各区においては分館が実施するものです。

公民館の事業

 学校には「学校教育法」があるように、公民館には「社会教育法」があり、社会教育法の第22条に、公民館事業として、次のことがあげられています。

  • 定期講座を開設すること。
  • 討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等を開催すること。
  • 図書、記録、模型、資料等を備え、その利用を図ること。
  • 体育、レクリェ-ション等に関する集会を開催すること。
  • 各種の団体、機関等の連絡を図ること。
  • その施設を住民の集会その他の公共的利用に供すること。

 これらの事業の中には、市公民館が主に行う事業があります。また分館が主に行う事業もあります。
 具体的にどんな事業が考えられるか、例をあげます。

  1. 学習関係 
    子ども教室、家庭教育学級、母親・女性学級、高齢者学級、講演会、市政を知る会、まなびい塾、生産講座、介護学習など
  2. 文化関係 
    区民文化祭、展示会発表会、盆踊り、囲碁将棋大会、郷土資料の収集、歴史の調査、映画会、ビデオ観賞会、書き初め大会など
  3. 地域づくり 
    世代間交流事業、区活性化講演会、地域づくり委員会など
  4. 広報関係 
    分館報の発行(約40館が発行しています。) 区誌発行、アンケ-ト調査など
  5. 体育、レクリェ-ション関係 
    運動会、バレーボール大会、ゲートボール大会、マレットゴルフ大会、ゴルフ大会、親子スキ-大会、雪上運動会、ハイキング、花火大会、カルタ取り、各種イベントなど
  6. 生活改善 
    公営葬儀、お返し廃止申合せ等の実施など
  7. 福祉関係 
    敬老会、ボランティア活動など
  8. 団体育成 
    社会教育団体助成、会場提供、各種事業共催など

分館の組織

 中野市の分館は、さまざまな規模のものがあり、運営についても独自の運営を行なっています。分館に置いていただきたい役員として、分館長・分館主事があります。

  1. 分館長
    分館長は分館を代表し、さまざまな事業を推移し、館の責任者として館務を統括します。そして分館長は、他の役員との兼務ではなく、専任であることが望まれます。組織・予算など分館独自のものを持つことと同時に、行政目的(区)と教育目的(分館)を両立させるような強力体制をとっていただくことが大切です。
     
  2. 分館主事
    さまざまな事業の企画、実施の推進役です。地域の実態を把握し、住民の希望を分館活動に反映させるように活動していただきます。
    この他、大きな分館では、庶務、会計を置くことも必要になります。また分館を少人数の役員で運営するのは大変なので執行、協力体制のための組織をつくる方がよいと思われます。執行、協力体制は分館の規模や事業の重点に応じて組織してください。
  3. 協力体制の組織
    さまざまな事業の企画、実施にあたり分館長、分館主事は次のような団体で構成された執行部及び協力団体と連携し事業を推進します。
    執行部:総務部、学習(教養)部、文化部、体育(レク)部、広報(編集)部、社会部、産業経済部など
    協力団体:区役員、青年団体・育成会、女性団体・シニア団体、PTA・グループ代表、生産団体など

分館の施設・設備

 分館の施設は、区の公会堂や研修センタ-等が当てられている所が多くあります。施設を使いやすくし、教材等の備品を備えることも重要です。
 備品では、集うための机・椅子・スト-ブは必要であり、体育・レクリェ-ション用具・図書・印刷機などがあればなお結構です。また、アンプ・ビデオ・スクリ-ンなども必要になる機材です。機材の中には中央公民館で貸し出し出来る備品もあります。
 分館の新築や改築にあたっては、市費補助の該当する場合がありますから、計画のあるところは、中央公民館と連絡をとってください。

分館の財政

 財政は、事業を行うための基礎ですから明確にしておくことが大切です。 

  1. 収入について
    収入は「住民からの負担金」と「市からの交付金」を基本とします。大部分の分館は、住民からの負担金を「区からの支出金」として受け取っています。中には各戸から負担金を徴収している分館もあります。
    市からの交付金は中央公民館から支出されますが、「戸数割」「事業所割」に分かれています。この他、分館報の広告収入などを分館の収入に組入れている分館もあります。
    なお、中央公民館からの交付金の受領については、金融機関の口座振込みを利用してください。
     
  2. 支出について
    支出は「事務的経費」と「事業費」に大別されます。会議費・消耗品費などは事務的経費ですが、学習活動・体育レクリエーション関係・文化事業・館報発行等の経費は事業費となります。事業費は事業計画と十分関連を持たせて編成することが大切です。なお市交付金については事業費と指定されていますから用途について十分注意してください。
    営利事業、特定の宗教、政治活動の支援はできませんし、区内の団体への助成費・育成費についても、支出目的を明らかにしておく必要があります。

分館協議会

 区単位をこえて地区で行う事業や地区の特色を生かす事業のために、旧町村単位に分館協議会を組織し、地区内分館の連絡調整にあたるとともに、地区運動会、地区球技大会、社会教育講座、青少年育成事業に取り組んでいます。

お問い合わせ

教育係
TEL:0269-22-2691

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