【私の提言】伐採木の回収について

公開日 2022年3月11日

7月19日受付

提言

今まで市の事業で感謝していたものは、家での伐採木の回収でした。それが機械の故障という事で昨年は1回のみ、本年度は行わない事。おもちゃのような粉砕機を貸し出すということだが、まったくの小さいおもちゃでただの見せかけの事業になっています。伐採木はどうすればいいでしょうか。

家の周りで燃す。リサイクルセンターに持ち込む。これでは、今でいうSDGsに反するものです。多少金がかかっても、今まで行ってきた事業をぜひ再開していただきたい。

多くの市民がそう望んでいると思います。

回答

庭木のせん定枝回収につきましては、再生可能な生物由来の資源を活用するバイオマス事業の一環として、家庭から排出されるせん定枝をチップ化し、たい肥原料やマルチング材として家庭でリサイクルすることを目的に、平成21年度から実施しておりました。

事業開始当初は、家庭から搬入されるせん定枝と、希望者のチップの搬出が比較的バランスの取れた状況で推移しリサイクルの輪が出来ておりましたが、近年ではチップ活用希望者が大幅に減少し、チップの保管量が年々増加傾向となり、本来の目的であるリサイクルには繋がらなくなっておりました。

そこで本来のリサイクルに主眼を置き、小型ではありますが、誰もが使いこなせる粉砕機を新たに購入し市民に貸し出すことで、少量でも排出者が自らの責任でリサイクルが出来るよう、せん定枝粉砕機貸出事業を令和3年度から開始いたしました。

この事業は、これまでのように太くて大量のせん定枝を処理することはできませんが、排出者自らがリサイクルを行うこととなることから、市民一人ひとりのリサイクル意識向上のために寄与するものと考えております。

なお、庭木のせん定枝については1本の直径を12センチメートル以下、長さ50センチメートル以下、幅30センチメートル以下に結束できれば、ごみ集積所にそれぞれ45円証紙シールを貼ったうえで一回につき3束まで排出することが可能です。また、有料となりますが東山クリーンセンターに直接持込むことも可能です。

 

お問い合わせ

環境課 衛生係 電話(22)2111 内線 245

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