十三崖(十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)とは

公開日 2016年02月17日

最終更新日 2016年02月05日

ここでは、「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」(昭和28年11月14日指定)について紹介します。

十三崖(十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)について

十三崖のチョウゲンボウ繁殖地

 十三崖は、「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」(昭和28年11月14日指定)として国の指定を受けた史跡名称天然記念物です。

 十三崖は、高社山の火山岩が河川や地すべり等で運ばれ堆積した扇状地を、千曲川の支流である夜間瀬川が浸食してできた崖です。以前の夜間瀬川は中野市の南西側を流れていましたが、応永13年(1406年)の大洪水で流れが北側へ移動し、現在に近い位置になったとされています。夜間瀬川によって崖面が繰り返し浸食されたため、垂直な崖面が維持されています。

 なお、崖は北西から南東方向に約1,500m続き、中央部分で30m以上の高さを保っています。

十三崖(十三崖のチョウゲンボウ繁殖地)とチョウゲンボウのかかわり

 チョウゲンボウの集団繁殖は、スペイン、ドイツ、日本、ノルウェー、ロシアなどで記録されていますが、最も多くの記録があるのは日本です。集団繁殖は崖や建造物にある穴などで行われますが、その営巣数は2つがいから28つがいまで変化します。国内では昭和20年代から崖地の集団繁殖地が長野県、山梨県等で発見されました。しかし、これらの集団繁殖地ではつがい数が減少し、消滅した集団繁殖地も数多くあります。その中で 「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」は、昭和28年に国の天然記念物に指定され、現在も集団繁殖を継続する、世界的にも希少な崖地の集団繁殖地です。

崖の上のチョウゲンボウ 十三崖とチョウゲンボウ

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