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農産物の紹介 「ぼたんこしょう」

公開日 2014.01.31

更新日 2014.01.28

来歴

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ナス科トウガラシ属で、根、茎、葉、花、果実などの基本的な形態はピーマンと変わりがなく、生態的特性もピーマンと類似している。
北信州の斑尾山の麓、中野市(旧豊田村)永田西組地区を中心に古くから唐辛子が作られてきた。
昭和初期には栽培されていたことが聞取り調査で確認されているが、詳細は不明である。旧永田村の標高の高い地域では、昔から隣接する信濃町や飯綱町などと姻戚関係があり、交流も深く、種子をやりとりする中で栽培が広まっていったという話もある。
その後、自家用として栽培が続けられ、自家採種により独自の唐辛子となった。
平成に入って豊田村商工会を中心に産地化にむけた生産振興が図られ、一時生産者が増加したが、標高の低いところでは品質が安定しなかった。
新潟県の中越地方(十日町市、魚沼市、小千谷市 等)でも同じような唐辛子が栽培されており、果実形状が神楽の獅子面に似ていることから、こちらは「かぐらなんばん」とよばれている。
「ぼたんこしょう」と果実形状や栽培環境も類似している。これらの地域は、昔から千曲川(信濃川)を介して交流があったと考えられ、北信州と中越地域の山間部で似た唐辛子が栽培されてきたと考えられる。

特性・特徴

ピーマンのようなベル型もしくはそれに近い形で、果肉もピーマン同様に肉厚である。
果実の先端周辺には、深い溝があり、複雑な形となっている。形状が牡丹の花のように見えることから「ぼたんこしょう(ぼたごしょう)」とよばれるようになった。
普通のトウガラシは、比較的温暖な気候を好むが、「ぼたんこしょう」は冷涼な気候を好み、標高の低いところでは上手く栽培できないとされる。
果実の胎座部分(種のついている果実の芯の部分)に辛み成分が偏在するが、果実の甘みも強い。そのため、食べる位置によってはきわめて辛く感じることもあるが、甘く感じることもある。
資料提供:北信農業改良普及センター

生育過程

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収穫を迎えた ぼたんこしょう
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収穫を遅らせると赤色のぼたんこしょうになります。
赤色の果肉は、青色ぼたんこしょうより、甘みも辛味も増して、料理に使うと色鮮やかになります。
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「信州の伝統野菜料理コンクール」(H20)において、ぼたんこしょうを使った料理「ぼたんこしょう入りやたら」が県知事賞を受賞しました。

ぼたんこしょうを使ったレシピはこちら

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斑尾山をバックに  ぼたんこしょう保存会の皆さん
(会員数は24名で、良品質の種を継承し、ぼたんこしょうの生産・販売を行っている。)

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