公開日 2024年12月26日
更新日 2024年12月26日
国土交通省と環境省が共同で実施した「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査」のうち、水道事業及び水道用水供給事業の結果が、2024年11月29日に公表されましたので、中野市の原水のPFASの検出状況をお知らせします。
また、2024年12月11日に採水をした浄水の検出状況もお知らせします。
PFAS(有機フッ素化合物)とは
- 炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物であり、その総称をPFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)と呼んでいます。
- PFASの代表的なものとして、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があります。
- PFOS及びPFOAは、撥水剤、消火剤、コーティング剤等に用いられており、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質です。
PFOS及びPFOAの基準値
国では2020年4月1日から、水道水中のPFOS及びPFOAは、国の水質管理目標設定項目(暫定目標値:PFOSとPFOAの合算で50ng/L以下)に設定されました。
- 水質管理目標設定項目とは、水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目です。将来にわたり水道水の安全性の確保などに万全を期する見地から目標値が設定されています。
- 50ng/Lは、体重50kgの人が、1日当たり2Lの水を一生涯にわたり摂取しても健康に対する有害な影響が現れないと考えられる値です。
- ngは10億分の1グラムになります。
中野市のPFOS及びPFOAの検出状況
2024年PFOS及びPFOA検査結果(2024年7月17日原水採水)[PDF:23.3KB]
2024年PFOS及びPFOA検査結果(2024年12月11日浄水採水)[PDF:24.4KB]
検査結果は国が示す目標値未満でしたが、今後も継続的に水質検査を行い、数値の動向を注視していきます。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード