公開日 2021年4月30日
更新日 2021年6月7日
令和3年度 十三崖チョウゲンボウ探鳥会を開催しました
2021年5月29日(土曜日)に、十三崖一帯(夜間瀬川河川敷)で令和3年度 十三崖チョウゲンボウ探鳥会を開催しました。参加者は例年より多く、約50名でした。今年はチョウゲンボウが営巣しておらず、ハヤブサは3羽のヒナが巣立った後でしたが、幼鳥、成鳥とも観察することができました。
観察されたのは、カワウ、マガモ、ノスリ、ハヤブサ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、カワラヒワ、ハシブトガラスの12種でした。探鳥会開始前には、カワガラスも観察されました。
「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」では、2010年から定着したハヤブサの影響と、主な餌であるハタネズミの個体密度の減少により、チョウゲンボウの営巣数が減少したと考えられています。
来年は、十三崖でチョウゲンボウが観察できることを期待したいと思います。
令和3年度 十三崖チョウゲンボウ探鳥会 国の天然記念物を見てみよう!
国の天然記念物「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」は、中野市にしかない自然や歴史のストーリーによって、世界で唯一の崖地の集団繁殖地となっています。しかし、近年チョウゲンボウの営巣数は大きく減少しています。なぜなのでしょうか?十三崖で何が起きているのか、野鳥たちや環境の様子を観察してみましょう。
開催日時
5月29日(土曜日) 午前9時15分~11時
場所
十三崖対岸の河川降り口
参加料
無料
観察指導
十三崖チョウゲンボウ応援団会員
主催
中野市教育委員会 十三崖チョウゲンボウ応援団
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