公開日 2017年3月2日
更新日 2022年3月31日
市では、将来にわたり必要な市民サービスを持続的に提供していくため、既存の公共施設の現況を示した「中野市公共施設白書」を作成しました。
今後、更なる人口減少、少子高齢社会を迎えるにあたり、市民の皆さんと公共施設の現状・課題を共有するため、12回にわたり、公共施設の現状や検討状況等についてお伝えします(※広報なかの平成28年4月号から平成29年3月号にかけて、同内容を連載しています)。また、平成28年4月18日に「中野市公共施設等総合管理計画」を策定しましたので、あわせてご覧ください。
第12回 学校教育系施設
施設の現状について、「ポートフォリオ分析」を用いてお知らせします。
今回の分析の対象となる施設は、学校教育系施設です。
ポートフォリオ分析とは・・・
対象となる項目に共通する2つの指標の組み合わせにより、その要素が平面上のどのエリアに配置しているか分析し、重要性の高い項目を抽出する方法
※本分析のエリア分けには、対象施設(類型施設)の平均値を活用する(施設の分類は、中野市公共施設白書に基づく)。
小学校については、児童のよりよい教育環境整備と教育の質の一層の充実を目的として、北部地区の4小学校と豊田地域の2小学校の統合を行う基本方針を平成28年9月に策定しました。
詳細については、下記ページをご覧ください。
市全体の児童生徒数の減少傾向及び各通学区内の児童生徒数にかたよりがあることから、小中学校1校あたりの児童生徒数にはばらつきがあります。また、一定の人件費が児童生徒数に関わらず発生するため、延床面積1平方メートル当たりのコストは施設規模の影響を受けます。
また、小中学校ともに、平成27年度から体育館や教室の照明の老朽化に対応し、コストの縮減を図るため、LED照明への交換を随時実施しています。この取組により、平成37年度までに電気使用量を10%削減します。