公開日 2016年2月17日
更新日 2019年12月13日
ここでは、「十三崖チョウゲンボウ応援団」の設立目的や主な活動について紹介します。
設立背景や目的
「十三崖のチョウゲンボウ繁殖地」(以下「十三崖」とする。)は、国の天然記念物として指定された昭和20年代、20以上ものチョウゲンボウのつがいが集団営巣しており、世界的に見ても希少な繁殖地でした。
しかし近年では、十三崖に外来植物が繁茂することや崖の崩落による巣穴の減少等が原因となり、チョウゲンボウのつがいは激減しています。
「十三崖チョウゲンボウ応援団」は、再び多くのチョウゲンボウがつがいになって集団営巣できるよう、十三崖の環境保全を主な目的とし、2006年7月に設立されました。
主な活動
活動内容 | 説明 |
---|---|
かつての十三崖を取り戻す活動 |
十三崖や夜間瀬川河川敷等の潅木伐採を行うことで、十三崖に多くのチョウゲンボウが集団営巣していた頃の自然環境を取り戻します。 【チョウゲンボウの繁殖期】十三崖周辺農地の草刈り 【チョウゲンボウの繁殖期以外】崖面やその他の外来植物刈り取り |
十三崖で自然を学ぶ活動 | 十三崖や夜間瀬川河川敷において、チョウゲンボウをはじめとする鳥類や水辺の生物を観察することにより、会員が十三崖やチョウゲンボウについて考える機会を設けます。 |
十三崖の自然を考える活動 | 会員や有識者が参加する勉強会を開催し、十三崖やチョウゲンボウについて会員等が話し合う機会を設け、応援団の活動等に活かします。 |
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過去の活動状況が掲載されています。