池田市長のわくわくレポート(2018年3月号掲載)

公開日 2018年03月01日

更新日 2018年03月01日

新年度に向けて

 2月13日、新庁舎が開庁した。保健センターならびに教育委員会が新庁舎に入り、一つ所での業務体制が整った。防災拠点として、市民に開かれた庁舎として、中野市の新たな歩みを進めることになった。これからが本当に市民サービスが良くなったかどうかが問われる。
 四半世紀前になるが、評論家でノンフィクション作家の草柳大蔵さんに「型ができて血が入って形になる」と言われたことがある。新庁舎も職員一人ひとりが新たな気持ちで、業務に取り組むことが大切だ。
 平成29年度も残すところあとわずかとなったが、時代の環境は人口減少と少子高齢化の流れが一段と加速している。こうした環境変化にあって、地域の元気を創出するために地域力向上に向け、全国の自治体ではさまざまな取り組みが行われているが、私たちは時代のトレンドをよく観察する必要がある。
 地域ごとにその環境は異なる。とりわけ地域力とは、そこに住まい、暮らす人の力が源泉である。地域再生の鍵は「多様性」「包摂」「持続可能性」と言われているが、いずれも人を中心に考えると分かりやすい。地域は多様な人、多様な考えを受け入れ、それら人々を繋ぎ、自立した持続可能性のある行動や事業展開を推進する必要がある。あくまでもそこにあるのは主体的に取り組む人が中心である。AIやIotといった情報技術は人のアイデアや着想、在りたいと思う地域社会づくりへの熱い思いがあってこそ生かされると思う。
 3月は待ちに待った春が到来する。「ひな市」は中野市を代表するお祭りであり、毎年遠方より多くのお客様が来市される。こうしたお祭りの在りようを考える上でも、情報技術の活用は私たち地域社会に、時間と空間を超えて、幅広く人と人を繋ぐ手段を与えてくれるはずである。人口が減少し少子高齢化になっても、より強固なネットワークを作り上げ、共感を呼び込み、協働できる地域社会は必ずできる。また、創造に向けて挑戦を続けることが大切だ。

お問い合わせ

秘書広報係
TEL:0269-22-2111 (212,400)

ページの先頭へ