人・農地プラン及び農政懇談会の結果について

公開日 2017年12月08日

更新日 2017年12月08日

 平成29年11月13日から11月30日までの間、市内10地区において合計170人を越える皆様方にご参加いただき、「人・農地プラン及び農政懇談会」を開催しました。

 懇談会では、市から人・農地プラン、農地中間管理事業及び農地マッチングシステムの説明を行い、その後、参加いただいた皆様方による地域農業の課題解決等に関する話合いを行いました。

 ここでは、懇談会結果の概要をお知らせします。

各地区懇談会開催日、中心経営体数、懇談会参加人数等

 
地区名 中野地区 日野地区 延徳地区 平野地区 高丘地区
開催日時

11月13日(月)

午後6時30分~

11月14日(火)

午後6時30分~

11月15日(水)

午後6時30分~

11月16日(木)

午後6時30分~

11月22日(水)

午後6時30分~

中心経営体数

35人

(うち法人8社)

27人

(うち法人6社)

41人

(うち法人17社)

48人

(うち法人14社)

29人

(うち法人5社)

懇談会

参加人数

22人 12人 13人 17人 15人
 
地区名 長丘地区 平岡地区 科野地区 倭地区 豊田地区
開催日時

11月21日(火)

午後6時30分~

11月20日(月)

午後6時30分~

11月27日(月)

午後6時30分~

11月29日(水)

午後6時30分~

11月30日(木)

午前11時~

中心経営体数

30人

(うち法人8社)

65人

(うち法人8社)

28人

(うち法人 4社)

14人

(うち法人3社)

19人

(うち法人3社)

懇談会

参加者数

19人 22人 13人 16人 22人

※中心経営体:地域の中心となる農業者として、人・農地プランに位置づけられた方

話合いの結果

 懇談会における話合いでは、地域農業の課題解決について、様々な意見交換を行いました。

 各地区で出された主な意見等については以下のとおりです。

 

地 区 名

主な意見等

中野地区

・10a未満の小規模農家や奥さんだけが農作業をやっているような農家の畑は、10年後には荒廃農地になっている可能性が高い。そうなってからでは遅いので、今から対策を考えた方が良いのではないか。

・農地を借りてくれと言われても、人手が足りないので借りるのは無理である。シルバー人材センターがあるがそれでも足りない。

・果樹を切らないままで放置され、荒廃している農地があるが、病気の温床になる危険性がある。

日野地区

・人・農地プランや農地中間管理事業といった制度は、まだ知らない人が多く浸透していないと思う。

・最近は雨が多くて雨水を水路で呑み込めきれず、畑に流れ込んでしまうことが多いが、水路を改修しようにも地元負担金が発生して実施することができない。

・サルがよく出る農地を貸したいという人がいるが、借り手がいない。サル対策をお願いしたい。

延徳地区

・最近の台風で、川がオーバーフローし、自分の畑も水に浸かってしまった。そういった農地はゆくゆくは荒れてしまうので、荒廃農地対策の前に治水対策を考えてほしい。

・山際の荒廃農地などは、もう個人で管理するのは無理である。区で草刈り等の管理をするようにでもしなければいけないと思う。

・高齢化のため、これから荒廃農地が多くなる。今後定年となる60~65歳の方等に農地の情報を流したり、チラシを配布したらどうか。農作物を作る方がいるかもしれない。

平野地区

・農地中間管理事業は農地のマッチングができてこそ意味がある。小さい畑などは借り手がいなくて困っている。そこをなんとかしなくてはならない。

・人・農地プランに掲載されている農家でも、後継者がいない農家が多い。後継者問題は農家一人だけだと対処が難しいので、集団営農などの方法も考えなくてはならない。

・農地を借りたいのだけど、畑かん代を負担してまで借りるつもりはないというケースが多い。畑かん代の補助など、対策を検討してもらいたい。

高丘地区

・農地の集約は、水田、野菜ならできるが、果樹は難しい。

・若い人の中にも農業をやりたいという者は多い。ただし今の若い人はサラリーマン的考えで農業をやりたいと考えているので、リスクを負いたがらない。

・農業法人に就職した場合でも新規就農者として扱うなど、新規就農のハードルを下げる援助が必要ではないか。

長丘地区

・農家は高齢者が多いので、出荷の荷造りが必要ない共撰所システムは必須であり、地域農業の拠点である。リンゴコンテナ購入の補助など、地域農業の拠点の援助をお願いしたい。

・遊休荒廃農地対策の補助金について、補助率が低いのでなかなか手を出しにくい。全額補助してくれるというのであれば、遊休荒廃農地に手をつける意欲が湧いてくると思う。

・地元の若者だけではこれからの地域農業は支えきれない。外からのIターンや新規就農者の受け入れが必要である。

平岡地区

・農業委員会法の改正により、農業委員の条件に認定農業者が加わった。認定農業者の基準等について広報等により周知したらよいのではないか。

・新規就農で中野市に移住してきた者だが、家と畑は借りられたが、作業場や農業用倉庫が見つからない。そういったものを斡旋できればメリットになる。また空き家の斡旋もやってほしい。

・機械化、省力化を進めるうえで、土地の面的集積を平岡地区では考えなければならない。

科野地区

・科野地区は、畑かんもあって農地の維持費が高く、他の地域と比べるとマッチングが難しいのではないか。

・人手不足が一番の問題である。短・中期的に手伝っている人を探しているが、見つからない。

倭地区

・農振地域の白地の部分についても、地域でまとまって何か事業をやる場合には補助を出すなど考えてほしい。そういった事業がうまくいけば活力が湧き元気が出てくる。

・農作物の販売単価が上がれば農業をやる人はいるはずだが、農業機械は高額であるし、若い人もいないので難しい。10人で組合を作りコンバインを所有しているが、更新しようにも高額すぎて手が出ない。

豊田地区

・中野市はランキング調査で住みやすい都市の上位となっている。大規模農家への農地集積よりも、Iターンで農業人口を増やすという方法が一番良いのではないか。

・豊田地区では山間や、千曲川の水が乗りやすい所が荒廃農地化している。まとまって荒れている所はもう農地としての扱いをやめて、今使われている農地をどう守っていくかを考えるべきである。

・農家の世代交代について、小規模農家の場合、後継者が一旦都会に出て、60歳くらいに帰ってくることが多く、60歳代で世代交代がある。よってその年代が帰ってくるよう呼び込むことが重要。そのためには、新規就農の給付金が45歳までとなっているのを引き上げる必要がある。

・市が所有している空き建物等をもっと活用して、Iターン、Uターンの人達を受入れてほしい。

お問い合わせ

農政係
TEL:0269-22-2111(250)