熱中症にご注意ください

公開日 2014年06月04日

最終更新日 2014年06月04日

熱中症はどのようにして起こるのでしょう

熱中症は、暑い時など、体温の調節がうまくいかなくなり、体の中の水分や塩分のバランスが崩れて起こります。
気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった環境と、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が産生されたり、暑い環境に体が慣れていないときに起こりやすくなります。
脱水症状のある人、高齢者、肥満の人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、体調の悪い人は体温調節がしにくくなっています。
特に高齢者の方は、暑さや水分不足に対する感覚が低下しており、暑さに対する体の調節機能も低下しています。のどの渇きを感じていなくても小まめに水分補給をしたり暑さを感じていなくても扇風機やエアコンを使用し温度調節をするように心掛けましょう。

  • 乳幼児・子どもの熱中症にも気をつけましょう!

熱中症にはどのような症状がありますか

代表的な症状は、立ちくらみ(めまい・失神)・こむらがえり(筋肉痛・筋肉の硬直)・大量の発汗です。
さらに進むと、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感が現れ、重症になると、意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温が出現します。

熱中症を疑ったら

まず、現場での応急処置が大切です

1.涼しい場所へ避難

風通しのよい日陰や涼しい室内へ避難させましょう。

2.脱衣と冷却

衣服を脱がせ、体からの熱の放散を助けます。露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などであおぎ体を冷やします。
氷嚢、氷があれば、それを頸部、脇の下、大腿の付け根、股関節部に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷やすことも有効です。
体温の冷却はできるだけ早くに行います。救急隊を要請したとしても、到着前から冷却をしましょう。

3.水分・塩分の補給

意識がはっきりしていれば、冷たい水を与えます。塩分も適切に補えるスポーツドリンクや食塩水(500ccに0.5~1gの食塩)も有効です。

4.医療機関へ運ぶ(意識がない時等)

熱中症を疑ったら何をするか

熱中症イラスト

(出典:環境省「熱中症環境保健マニュアル2009」)

日常生活で気をつけたいこと

1.暑さを避けましょう

仕事や外出の時間を選んだり、日陰での作業、日傘をさす、帽子をかぶるなどの工夫をしましょう。

2.服装に工夫しましょう

下着は、汗をよく吸うものを着用しましょう。
吸汗、速乾性の素材の服などもあります。
色は熱を吸収して熱くなる黒色系は避けましょう。

3.こまめに水分補給しましょう

のどの渇きを感じる前に水分を補給しましょう。
十分な水分や塩分を補給しましょう。
外出、仕事の前に水分を摂り、定期的に水分を補給しましょう。

4.急に暑くなる日に注意しましょう

人が上手に発汗できるようになるためには慣れが必要です。体が暑さに慣れていない、急に暑くなった日、久しぶりに暑い中での外出や仕事のときなどは、特に注意が必要です。

5.個人の条件を考慮しましょう

寝不足、朝食ぬき、前の晩の深酒などのほか、風邪、下痢などで体調がすぐれない日は注意しましょう。

6.お互いに配慮しましょう

いっしょにいる人の体調にも、気をつけてあげましょう。夢中になっていると、自分では気がつかないこともあります。

7.熱中症になりにくい室内環境にしましょう

扇風機やエアコンを使った温度調整、室温が上がりにくい環境の確保(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)、こまめな室温確認に心掛けましょう。

乳幼児・子どもの熱中症にも気をつけましょう!

子どもは体水分量は多いのですが、大人と比べて絶対量が少ないうえ、体重に比べて体表面積が大きいため、皮膚から水分が蒸発して脱水症状になりやすいので注意が必要です。
次のことに気をつけましょう

1.暑さを避けましょう

  • 屋外で遊ぶ際は日陰を選び、長時間にならないように気をつけましょう。(アスファルトの反射で熱中症になることもあります)
  • ベビーカーでの外出も早めにきりあげましょう。
  • つばの広い帽子をかぶりましょう。
  • 室内でも日光の差し込みを避ける工夫をしましょう。(すだれ、カーテンなど)
  • 室内の風通しをよくしましょう。
  • わずかな時間であっても、子どもを自動車内に放置しないようにしましょう。

2.服装を工夫しましょう 

  • 吸湿性や通気性のよい素材のものを着用しましょう。(綿のTシャツなど) 
  • 黒色系の服は避けましょう。  

3.こまめに水分を補給しましょう

  • 遊びの途中で15~30分のこまめな飲水休息をとりましょう

関連情報

環境省

気象庁

厚生労働省

消防庁

お問い合わせ

健康づくり課 母子保健係
電話:0269-22-2111(368,388)